ピクサー映画おすすめ20選!2026年公開『トイ・ストーリー5』の最新情報も
世界初のCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』をはじめ、世界中の人々を魅了してきたピクサー・アニメーション・スタジオ。
人生で大切なことや生きる意味を考えさせられるテーマが多く、子どものみならず大人までも楽しませ続けている。
今回は、ザ・ハリウッドリポーター・ジャパンがピクサー映画おすすめの20作品を厳選した。
さらに、2025年以降に公開予定の最新映画4作品の情報も一挙にご紹介。
ピクサーの原点となる『トイ・ストーリー』シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』も、いよいよ2026年に公開される。
ほかにも、注目作が目白押しなので、最新情報もぜひチェックしてほしい。
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※配信先情報は2025年 6月2日時点の情報です。
1)『トイ・ストーリー』(1995年)
ディズニー・スタジオ出身のジョン・ラセター監督の長編デビュー作で、世界初となるフルCG長編アニメーション映画。
子どもたちが留守の間に、おもちゃたちが動き出す!カウボーイ人形のウッディとアクション・フィギアのバズ、おもちゃの仲間たちのユーモアな大冒険が始まる。ウッディの声をトム・ハンクス、バズの声をティム・アレン、日本語版は唐沢寿明、所ジョージがそれぞれ務めた。
全世界興行収入3億9,440万ドルの大ヒットを記録し、ジョン・ラセター監督は第68回アカデミー賞特別業績賞を受賞。
当時のアニメ映画としては異例の「バディ映画」で、公開から30年経ったいまも、ピクサー映画『トイ・ストーリー』は多くのファンに愛されている。
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2)『バグズ・ライフ』(1998年)
虫の世界を舞台に、葉っぱの下での大冒険を描いた作品。監督は『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター、共同監督にアンドリュー・スタントンを迎えた。
小さなアリのフリックは、アリの国をおびやかすバッタのホッパーたちから仲間を守るため「用心棒」探しの旅に出る!フリックは、テントウ虫のフランシスやイモ虫のハイムリックたちを連れて戻る。
3)『モンスターズ・インク』(2001年)
ピクサーの長編アニメーション映画4作目『モンスターズ・インク』。
『ソウルフル・ワールド』のピート・ドクターの初監督作品となる。これまで、ピクサー作品で監督を務めてきたジョン・ラセター監督は製作総指揮を担当。
子どもたちの悲鳴を集めてエネルギーにする会社「モンスターズ・インク」。エリート社員のサリーと相棒とマイクは、日々子どもを怖がらせて悲鳴を採集していた。ところがある日、モンスターズシティに人間の子どもブーが紛れ込み、街中が大騒ぎになる。
4)『ファインディング・ニモ』(2003年)
第76回アカデミー賞では、ピクサー初となる長編アニメーション賞を受賞。監督はアンドリュー・スタントン、製作総指揮はジョン・ラセターが務めた。
オーストラリアのグレート・バリアリーフに住むカクレクマノミの子ども・ニモは、ある日ダイバーに連れ去られてしまう。ニモを大切に育ててきた父のマーリンは、陽気なドリーと共にニモを助けるため大冒険に出る!
2003年の公開時には、『ライオン・キング』(1994年)の興行収入を抜き、全米でアニメ作品史上最高記録する大ヒットとなった。
5)『Mr.インクレディブル』(2004年)
政府からスーパー・ヒーロー制度を禁止された世界で、元スーパー・ヒーローのMr.インクレディブルことボブと元ヒロインの妻ヘレンたち家族は、身分を隠し一般市民として生活していた。再び活躍する日を夢見ていたボブの元に、謎の人物から手紙が届く。
家族の絆と冒険を描いたファミリー・エンターテインメント。第77回アカデミー賞で長編アニメーション賞、音響編集賞を受賞。
2018年には続編『インクレディブル・ファミリー』が製作され、2024年には『Mr.インクレディブル』シリーズ第3弾の製作が発表。公開日の発表が待たれる。
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6)『カーズ』(2006年)
ピクサー7作目の映画は、「車」が主人公のアドベンチャー。ジョン・ラセター監督が『トイ・ストーリー2』以来、6年ぶりに監督を務めた。
傲慢な性格の天才レーサー、ライトニング・マックィーンは勝利しか頭にない。ある日、ルート66沿いの田舎町に迷い込み、そこで人情味溢れる住民たちと触れ合ううちマックィーンの気持ちに変化が起こる。人生で大切なものに気付かせてくれる感動ドラマ。
マックィーンの声をオーウェン・ウィルソンが務めたほか、ポール・ニューマン、チーチ・マリンらが共演。
7)『レミーのおいしいレストラン』(2007年)
『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが監督を務め、第80回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した本作。
天才的な嗅覚と味覚を持つネズミのレミーは、一流レストランのシェフになりたいと夢見ていた。ある日パリにあるレストラン“グストー”にたどり着いたレミーは、料理下手な見習いシェフのリングイニと出会う。この出会いが、大騒動と奇跡を巻き起こしていく。
8)『ウォーリー』(2008年)
ロボットを主人公にした本作は、『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントンが監督を務めた。
ゴミで荒れ果て、人類がいなくなった西暦2700年の地球。独り残されたロボットのウォーリーは、700年にもわたりゴミを処理していた。ある日、真っ白に輝くロボットのイヴが現れウォーリーはひとめぼれ。ところが、イヴは宇宙船にさらわれてしまう。
第81回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞。『スター・ウォーズ』のベン・バートが、サウンドデザインを担当した。
9)『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)
ピクサー10作目の映画にして初めて、人間を主人公にした作品であり、ピクサー初3D版で公開された感動ドラマ。
妻に先立たれ、孤独に暮らす78歳のカールじいさん。妻との思い出が詰まったマイホームが奪われそうになり、カールは人生最初で最後の冒険を決意する。家に無数の風船を結び付け、妻といつか行こうと約束していた秘境「パラダイスの滝」を目指して大空へと出発!
第82回アカデミー賞で、長編アニメーション賞と作曲賞を受賞。
10)『メリダとおそろしの森』(2012年)
ピクサー映画13作目の本作は、スタジオ初となる女性が主人公のファンタジー・アドベンチャー。
神秘的な古代スコットランドのある国。勝気でお転婆な王女メリダは、王家の伝統を嫌い、自由に生きることを願っていた。ある日、森の奥深くで魔女に出会い「自分の運命を変えてほしい」とお願いする。しかし、人間は森の魔法を使ってはならないという掟があったのだ。
日本語吹き替え版では、メリダの声をAKB48(当時)の大島優子が担当した。
11)『インサイド・ヘッド』(2015年)
『モンスターズ・インク』のピート・ドクター監督が、親としての経験をもとに、思春期に揺れる少女の頭の中を描いたファンタジー作品。
ミネソタの田舎で育った11歳のライリーは、父親の仕事の都合で都会のサンフランシスコに引っ越すことに。ライリーの頭の中では、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミの5つの感情が心をコントロールしていた。しかし新しい環境で不安定になり、感情たちがぶつかり合う事態に!
12)『ファインディング・ドリー』(2016年)
『ファインディング・ニモ』から、13年ぶりとなる続編。監督は、前作に引き続きアンドリュー・スタントンが務める。
ピクサー映画に欠かせない、個性強めで愛さずにはいられないキャラクターがたくさん登場する。中でも、カクレクマノミのニモの大親友は、すぐに何でも忘れてしまうナンヨウハギのドリー。ある日、ドリーは忘れていた両親のことを思い出す。ドリーはニモとマーリン親子に助けを求め、家族を探す旅に出る。
人気キャラクターであるカメのクラッシュも登場。全米公開時は、3日間のオープニング興行収入1億3600万ドルを突破し、歴代アニメーション作品1位を記録した。
13)『リメンバー・ミー』(2018年)
先祖が家族に会いにくるメキシコの伝統行事“死者の日”をモチーフに、死者の国に迷い込んだ少年の大冒険を描いた作品。
少年ミゲルはミュージシャンになるのが夢だが、ミゲルの一族は音楽に関わることを禁止されていた。ある日ミゲルはカラフルな死者に国に迷い込んでしまい、そこで孤独なガイコツのヘクターと知り合う。
『アナと雪の女王』の楽曲「レット・イット・ゴー」を手掛けたロバート&クリステン・アンダーソン・ロペス夫妻が、主題歌「リメンバー・ミー」を制作。第90回アカデミー賞で主題歌賞を受賞したほか、長編アニメーション賞にも輝いた。
続編の制作も発表され、2029年に公開を予定している。
14)『インクレディブル・ファミリー』(2018年)
『Mr.インクレディブル』から、14年ぶりに登場した続編映画!前作に引き続き、ブラッド・バードが監督を務める。
スーパーパワーを持つ一家、パー・ファミリーは、ヒーロー活動を禁止され途方に暮れていた。そんなある日、母ヘレンのもとに、ヒーロー復活をかけたミッションが舞い込む。父ボブは、ヘレンに代わって子どもたちの世話をすることに。
アクションシーン満載のファミリー・アドベンチャー。2018年の公開時には、ピクサー映画『ファインディング・ドリー』(2016年)を抜き、週末オープニング興行収入で歴代アニメーション作品1位の記録を更新した。
15)『2分の1の魔法』(2020年)
ピクサー映画の代表作『モンスターズ・インク』(2001年)の続編『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)のダン・スキャンロン監督が、自身の体験をもとに作り上げたアドベンチャー・ファンタジー。
かつて使われていた魔法が、忘れられた世界。何をやってもうまくいかない内気な少年イアンは、亡くなった父に会いたいと願っていた。16歳の誕生日に「父を24時間だけ蘇らせる魔法」を試したら失敗。半分の姿の父を復活させてしまった。好奇心旺盛な兄のバーリーの助けを借り、父を完全復活させる魔法を探す旅に出る。
イアンの声を『スパイダーマン』のトム・ホランド、バーリーの声をクリス・プラットが担当した。
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多くの場合DVDやBlu-rayの販売に先行して配信されるのが特徴で、月間契約などに縛られずに、好きな作品だけを選んで視聴する事ができる。
見逃した作品や、DVD・ブルーレイを購入する前の観賞用にもおすすめ!
16)『ソウルフル・ワールド』(2020年)
地上に生まれる前の“ソウル”(魂)の世界を舞台にしたファンタジー作品。メガホンをとったのは、『インサイド・ヘッド』のピート・ドクター監督。
ニューヨークで音楽教師をしているジョー・ガードナー(演:ジェイミー・フォックス)は、ジャズミュージシャンになることを夢見ていた。ある日ジャズクラブで演奏するチャンスに恵まれるが、夢が叶う直前にマンホールに落ち「ソウル」の世界に迷い込んでしまう。
人生の意味は?生きる目的とは?を問いかけてくるピクサーの感動ドラマ映画。コロナ禍により劇場公開が中止になったが、その後2024年に劇場公開された。
17)『あの夏のルカ』(2021年)
忘れられないひと夏の少年の冒険を描いた、ファンタジー・アドベンチャー。
北イタリアの美しい港町ポルトロッソ。そこにはシー・モンスターが海の世界に住み、住民たちは未知の存在の彼らを恐れていた。しかし好奇心旺盛なシー・モンスターの少年ルカは、人間と関わってはいけないという掟を破り、友人アルベルトとともに人間の世界へと冒険に出る!
エンリコ・カサローザ監督の長編デビュー作。第94回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた。
18)『私ときどきレッサーパンダ』(2022年)
1990年代のカナダ・トロントのチャイナタウン。そこに暮らす13歳の少女メイは、母親の期待に応えようと自分を隠して生活していた。しかし本当の自分が分からなくなり、感情のコントロールが出来なくなってしまう。翌朝目を覚ますと、なんとレッサーパンダに変身していた!
メガホンをとったのは、ピクサー短編映画『Bao』でアカデミー賞短編アニメ賞を受賞したドミー・シー。
19)『マイ・エレメント』(2023年)
火・水・土・風が暮らす「エレメント(元素)の世界」を描いたファンタジー作品。
火の女の子エンバーは、父の経営する店を継ぐため日々がんばっていた。ある日、自分とは正反対で自由な心を持つ水の青年ウェイドに出会い、自分の可能性や外の世界を探求してみたくなる。
日本語吹き替え版でエンバーの声を川口春奈、ウィイドの声をKis-My-Ft2の玉森裕太が務めた。
20)『インサイド・ヘッド2』(2024年)
人間の頭の中の感情を擬人化した『インサイド・ヘッド』(2015年)の9年ぶりの続編。
少女ライリーを子供の頃から見守ってきた感情のヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリたち。そんな中、高校入学という節目を迎えたライリーに思春期が訪れる!するとライリーの頭の中では、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシの大人の感情が新たに現れ、ヨロコビたちは追放されてしまう。
日本では前作『インサイド・ヘッド』の興行収入を上回り、公開53日間で50億円を突破する大ヒット。世界興行収入では、ディズニー作品『アナと雪の女王2』を抜きアニメ映画の歴代1位を達成した。
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【最新】公開予定のピクサー映画を一挙紹介!『トイ・ストーリー5』ほか
2025年以降に公開が予定されているピクサー映画をご紹介!
2025年8月1日に公開が予定されているのは、『星つなぎのエリオ』。少年と心優しいエイリアンの冒険と友情を描く、感動のファンタジーアドベンチャー。
タレントの渡辺直美が、オリジナル版と日本語吹き替え版の両方の声優を務めることが発表されている。
大人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』の全米公開日は、2026年6月19日に決定!(日本公開日は現時点で未定)
人気コメディアンのコナン・オブライエンが新キャラクター、スマーティー・パンツ役で参加することが発表された。
さらに、2017年の大ヒット作品『リメンバー・ミー』の続編の制作も発表されている。前作のクリエイティブチームのメンバーが再集結する予定だ。こちらは、2029年に全米公開。
また、『Mr. インクレディブル』シリーズ第3弾の制作も進行中!前2作に引き続き、ブラッド・バードが監督を務める。現時点で、公開日は未定。
2025年以降も、注目のピクサー映画が目白押し!続報が入り次第お届けしていく。
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