第98回アカデミー賞(2026)ショーン・ペンが助演男優賞を受賞!歴代最多タイ、3度目のオスカー獲得の快挙
日本時間3月16日(月)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第98回アカデミー賞授賞式にて、ショーン・ペンが『ワン・バトル・アフター・アナザー』で助演男優賞を受賞した。
▼圧倒的なヴィラン像:スティーブン・J・ロックジョー大佐
ポール・トーマス・アンダーソン監督が手掛けたアクション・スリラー『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、かつての革命家たちが再び過去の闘争へと引き戻される姿を描いた作品。ペンは本作で、移民収容施設を統括し、革命家グループと激しく対立する強硬な軍人、スティーブン・J・ロックジョー大佐を演じた。
現代アメリカの権威主義を象徴するかのような、権力への執着と冷酷さを併せ持つロックジョー大佐。ペンはその圧倒的な存在感でキャラクターを体現し、物語の緊張感を極限まで高める「強烈な敵役」として、公開直後から批評家たちの間で絶賛を浴びていた。
▼混迷の賞レースを制し、ついに頂点へ
今年の助演男優賞レースは例年にない混迷を極めていた。ペンは、アカデミー賞の最大の指針とされる英国アカデミー賞(BAFTA)とアクター賞(旧・SAG賞)を制し、後半戦で本命へと躍り出た。一方で、クリティクス・チョイス・アワードではジェイコブ・エロルディ(『フランケンシュタイン』)に、ゴールデン・グローブ賞ではステラン・スカルスガルド(『センチメンタル・バリュー』)に敗れており、最後まで行方が注目されていた。
なお、ペンは前哨戦の授賞式を欠席しており、本日の授賞式への出席も危ぶまれていたが、最終的に本人は姿を見せず、プレゼンターを務めたキーラン・カルキンが代理でオスカー像を受け取った。
▼男性俳優として史上4人目の「3冠」達成
これまで『ミスティック・リバー』(2003)、『ミルク』(2008)で2度の主演男優賞に輝いているペンにとって、助演部門での受賞は今回が初となる。これにより、彼はジャック・ニコルソン、ウォルター・ブレナン、ダニエル・デイ=ルイスと並び、男性俳優としての歴代最多受賞記録(3回)に肩を並べるという、映画史に残る偉業を成し遂げた。
記事/和田 萌

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