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批判は的外れ?『ザ・ボーイズ』シーズン5がプライムビデオの記録を塗り替える大ヒット

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批判は的外れ?『ザ・ボーイズ』シーズン5がプライムビデオの記録を塗り替える大ヒット
エリン・モリアーティ、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Jasper Savage/Amazon Prime Video
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Amazonプライムビデオの人気シリーズ『ザ・ボーイズ』シーズン5が、一部の熱狂的なファンによるネット上の批判を覆し、同プラットフォームにおける視聴率記録を次々と塗り替えていることがわかった。配信開始からわずか5週間でシリーズ史上最高の数値を叩き出しており、最終シーズンとしての注目度の高さを改めて証明している。

▼『ザ・ボーイズ』シーズン5、世界5,700万人が熱狂する驚異の数字

スーザン・ヘイワード、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Amazon Prime Video
スーザン・ヘイワード、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Amazon Prime Video

プライムビデオの発表によると、シーズン5は世界中で1話あたり平均5,700万人の視聴者数を獲得。これは各エピソードを少なくとも数分間視聴したユーザーを測定した標準基準に基づくもので、わずか5週間分のデータでありながらシリーズ最高のヒットを記録した。さらに、同プラットフォームのオリジナルシリーズにおける「最も視聴されたシーズン」のトップ10にランクインしたほか、配信開始から3週間で過去最大の視聴率急上昇を記録する快挙を達成している。

一方で、ネット上ではストーリー展開に対する不満の声も上がっており、一部の視聴者からはHBOの不朽の名作『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終章と比較されるなど、物議を醸していた。5月20日配信のシリーズ最終回を前に、「展開が遅い」「本筋とは関係のない引き延ばしが多すぎる」といった手厳しい意見も散見される。

▼「ネットは現実ではない」ショーランナーが明かす本音

アントニー・スター、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Amazon Prime Video
アントニー・スター、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Amazon Prime Video

『ザ・ボーイズ』のショーランナーを務めるエリック・クリプキは、米『ハリウッド・リポーター』の取材に対し、ここ数週間はネット上の熱烈な書き込みに注目していたものの、今回の公式な視聴率データを見て安堵したと語っている。

クリプキは「最初にSNSやネット上の書き込みを読み始めたときは、それが世界のすべてのように思えてしまい、不安で胃が痛むようなプロセスを経験した」と率直な心境を告白。しかし、実際の数字を目にしたことで我に返ったという。

「『ネットの世界は現実の世界ではない』という教訓を、自分はあと何度学び直せばいいのだろうと思った。ネットの反発は、声が大きくて自己主張の強いごく一部の人々の意見にすぎない。彼らの意見は尊重するが、現実の世界で起きていることとはかけ離れている。数字を見た瞬間、すっかり冷静になれた」

▼14人の主要キャラクター全員に「ふさわしい結末」を

カール・アーバン、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Courtesy Of Prime
カール・アーバン、『ザ・ボーイズ』シーズン5より 写真:Courtesy Of Prime

『ザ・ボーイズ』には10人を超える主要キャラクターが登場するため、脚本家陣はそれぞれのキャラクターに意味のある物語と、適切なエンディングを用意することに全力を注いできた。

クリプキは米『TV Guide』に対し、「キャラクターの背景を深く掘り下げなければ、最後の数話で何が起きようと視聴者の心には響かない」と、丁寧な心理描写の重要性を強調。

そして「ネット上では、オブラートに包んで言っても不満の声が多く届いている。だが、毎話のように大がかりな戦闘シーンが続くことを期待しているのだろうか。執筆中に『引き延ばしのエピソードを作ろう』などと考えたことは一度もない。私たちは皆、14人、あるいは15人ほどいる登場人物の重要な詳細を描いていると確信していた。テレビドラマとはキャラクターを描くビジネスであり、全員に人間味を持たせ、彼らの物語を全うさせる義務が私にはある」と作品へのプライドをのぞかせた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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