俳優のデイヴィ・チェイスが35歳で死去、『千と千尋の神隠し』米国版の千尋役&『ザ・リング』に出演も
ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の千尋役や、ディズニーアニメ『リロ&スティッチ』のリロ役の声優を務めた俳優のデイヴィ・チェイスが、35歳という若さでこの世を去った。
▼35歳で急逝したデイヴィ・チェイス、死因は感染症による敗血症
米芸能メディア『TMZ』が報じたところによると、デイヴィ・チェイスの交際相手が死を公表した。チェイスは髄膜炎と血液感染症を患っており、それに伴う敗血症との闘病の末、現地時間6月16日に息を引き取ったという。
【画像】2016年に投稿されたデイヴィ・チェイスの姿
1990年に生まれたチェイスは、子役としてキャリアをスタート。2002年に公開されたハリウッド版『ザ・リング』では、呪いのビデオから現れる恐怖の少女サマラ・モーガンを怪演し、MTVムービー・アワードの最優秀悪役賞を受賞するなど、一躍スターダムへと駆け上がった。
▼『リロ&スティッチ』リロ役や『千と千尋』米国版でも活躍

チェイスの才能はホラーだけに留まらず、同2002年にはディズニーの劇場アニメ『リロ&スティッチ』で主人公リロの声を担当し、アニメ界の権威であるアニー賞で最優秀声優賞を獲得。さらに、スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』の全米公開版(英語吹き替え版)では、主人公・千尋の声を担当したことでも映画ファンの間で広く知られている。
その後も、映画『ドニー・ダーコ』や、HBOのヒットドラマ『ビッグ・ラブ』に32エピソードにわたって出演するなど実力派女優としての地位を築いたが、2016年のゲーム『LET IT DIE』への出演を最後に表舞台から遠ざかっていた。近年は薬物所持やトラブルなど私生活での苦難が報じられ、かつて世を魅了した輝きの一方で、孤独な闘いを続けていたという。

亡くなる直前、チェイスの交際相手は、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」で彼女への医療支援を呼びかけていた。その中では、チェイスが幼少期の家庭環境やロサンゼルスのダウンタウンでのいじめに苦しみ、私生活で深い傷を負っていた背景が明かされている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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