ヘンリー王子、王室から“お泊まり禁止”の冷遇?タブロイド紙裁判の陰で起きた「宮殿締め出し」の真相
イギリス・ロンドンを訪問中のヘンリー王子とバッキンガム宮殿の間で、前代未聞の「宿泊拒否」騒動が勃発。チャリティ活動やイベントのために帰国したヘンリー王子だが、滞在先をめぐる双方の言い分は真っ向から対立している。
▼宮殿側が宿泊を拒絶?ヘンリー王子の裁判をめぐる王室の懸念

英『BBC』によると、ヘンリー王子のチームは当初「宮殿からの招待を受け入れた」と発表していたが、バッキンガム宮殿側は滞在を認めない方針を明らかにした。王室関係者は、王子側からの返答が期限に間に合わなかったためと説明しているが、その背景には7月7日に控えるヘンリー王子の裁判結果への懸念もあったとみられている。
今回の裁判は、英タブロイド紙『デイリー・メール』の発行元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ(ANL)社による違法な情報収集やプライバシー侵害を訴えたものだ。政治的中立を守るべきチャールズ国王としては、宮殿に滞在中のヘンリー王子が判決に対して過激な発言を放ち、王室のイメージが飛び火することを警戒したとみられている。
▼証言台で怒りの激白「妻の人生を完全にどん底に陥れた」

タブロイド紙との法廷闘争において、ヘンリー王子は2026年1月、英高等裁判所で感情をあらわにする場面があった。英『BBC』の報道によると、証言台に立った王子は、長年にわたる過激な取材について「本格的なストーカー行為であり、常に監視されている気分だった」と主張。弁護士との攻防が続くなか、裁判官からなだめられる一幕もあった。
さらに、何が最も辛いかを問われたヘンリー王子は、声をつまらせながら「ANL社が、私の妻の人生を完全にどん底に陥れたこと」と吐露。10代の頃から私生活を商業化され、メーガン妃への人種差別的な攻撃や嫌がらせに苦しんできた怒りをにじませた。
▼浮き彫りになった王室とのすれ違い…孫との再会の行方は

今回の宿泊騒動をめぐり、ヘンリー王子の報道担当者は「正式に受け入れた申し出が、なぜ土壇場で撤回されたのか理解に苦しむ。非常に落胆している」とコメント。一方の宮殿側は、王子側が一度招待を断った後に一転して承諾してきたためスタッフの手配が間に合わなかったと主張しており、両者の間の深い不信感とコミュニケーション不足が浮き彫りとなっている。
ヘンリー王子が今回帰国した主な目的は、来年バーミンガムで開催される国際スポーツ大会「インビクタス・ゲーム」のPRだ。公費による警備が認められないことからメーガン妃と子どもたちのロンドン同行は見送られたが、週後半のバーミンガムで合流する可能性も残されている。もし実現すれば、チャールズ国王と孫たちの4年ぶりの再会が期待される。
記事/和田 萌

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