ホーム » TV » マーベル、実写ドラマを縮小『ヴィジョンクエスト』後の方針転換

マーベル、MCUドラマの制作本数を削減へ 『ヴィジョンクエスト』後は“量より質”?

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マーベル、MCUドラマの制作本数を削減へ 『ヴィジョンクエスト』後は“量より質”?
ヴィジョン(演:ポール・ベタニー ) 写真:Marvel Studios/ Disney+
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マーベル・スタジオが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)におけるテレビシリーズの制作本数を縮小する方針だという。『ヴィジョンクエスト』の配信を区切りに、今後は実写ドラマの本数を大幅に減らす見通しとされている。米『ジャスト・ジャレッド』が報じている。

『ヴィジョンクエスト』を境にMCUドラマを縮小

今回の方針については、米『コライダー』が報じた情報をもとに、マーベル・スタジオがテレビ向けコンテンツの展開を見直していると伝えられている。

これまでMCUでは、『ワンダヴィジョン』を皮切りに、『ロキ』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ホークアイ』など、ディズニープラス向けの実写シリーズを次々と展開してきた。

しかし、今後はこれまで想定されていたほど多くのシリーズが制作・配信されることはないという。

その転換点となるのが、『ワンダヴィジョン』から始まった物語の第3弾にして完結編となる『ヴィジョンクエスト』だ。同作は2026年10月14日に配信開始予定とされている。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』など既存シリーズは継続

もっとも、今回の方針転換によって、すでに更新が決まっている作品まで一律に打ち切られるわけではない。

デアデビル:ボーン・アゲイン』や『X-MEN ’97』については、新シーズンの展開が予定されている。また、現在開発中のミニシリーズについても、今回の縮小方針の影響を受けずに進められる見込みだという。

一方で、MCUのテレビシリーズをめぐっては、作品ごとの扱いに変化も起きている。

『ワンダーマン』にも方針転換の波

その一例として挙げられるのが『ワンダーマン』だ。

同作は、ヒーローを目指すのではなく「ヒーロー役」を演じたい俳優サイモン・ウィリアムズを主人公にした、従来のMCUとは一線を画す作品。ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が主演し、ベン・キングズレーらが共演している。

THR Japanでも、同作はマーベルの常識を覆す異色のドラマとして紹介されており、2026年1月にディズニープラスで配信された。

さらに、3月にはシーズン2への更新が正式決定したと報じられていた。主演のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ベン・キングズレーら主要キャストに加え、デスティン・ダニエル・クレットンら制作陣も続投する予定とされていた。

しかし、今回の報道では『ワンダーマン』について、更新後もシーズン2が制作されないことになったと伝えられている。MCUのテレビ戦略そのものが変化するなか、今後の作品ラインナップにも影響を及ぼす可能性がある。

MCU映画は引き続き大型展開へ

テレビシリーズの制作本数を絞る一方、MCUの映画展開は縮小されるわけではない。

今後の大型タイトルとして控えているのが、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』。さらに2027年には『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』が予定されている。

そのほか、『X-MEN』を含む複数の映画プロジェクトも進行しているとされ、マーベルは映画を軸としたMCUの大型展開を引き続き推進していく構えだ。

『ヴィジョンクエスト』がMCUドラマの転換点に?

今回の報道が示すのは、マーベルがMCUのテレビ戦略そのものを見直している可能性だ。

ディズニープラスでの配信を前提としたシリーズを大量に展開するのではなく、作品数を絞り込み、個々のタイトルにより重点を置く方向へ転換しているとみられる。

『ヴィジョンクエスト』は、『ワンダヴィジョン』の物語を受け継ぐシリーズの最終章に位置づけられているだけに、同作の配信後、MCUのテレビシリーズがどのような形へ移行していくのかにも注目が集まりそうだ。

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