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シドニー・スウィーニー、“ほぼ裸”の広告が炎上――「スポーツ業界の女性を性的に扱わないで」

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シドニー・スウィーニー、「Novig」広告キャンペーンより
シドニー・スウィーニー、「Novig」広告キャンペーンより 写真:Novig
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俳優のシドニー・スウィーニーが出演したスポーツ取引アプリ「Novig」の広告キャンペーンに、多くのネットユーザーやスポーツ業界で働く女性たちから、批判の声が上がっている。

現地時間9月9日(水)、スウィーニーは、先月リリースされた「Novig」の新プラットフォームのキャンペーンに登場した。スウィーニーは広告への出演だけでなく、同社の戦略パートナー兼株主にも名を連ねている。

この広告には、裸に近いスウィーニーの身体に、さまざまなスポーツボールやユニフォームをあしらったカットが複数登場する。

プレスリリースによると、このプラットフォームは「現代的な金融取引所の仕組みと、スポーツに特化した体験を組み合わせ、ファンがスポーツの結果に基づく取引の際に、より効率的で透明性の高い方法を提供する」ものだ。また同社は、21歳以上を対象とする年齢制限を設けた「唯一の予測市場」だと説明したうえで、「このカテゴリーが成長を続ける中、責任ある参加のためにより高い基準を設ける」と主張している。

シドニー・スウィーニーのスポーツ関連広告が炎上?「性的」と批判続出

一部のユーザーからは、21歳以上を対象とするプラットフォームとして、スウィーニーが出演する広告は「R指定にすべきだった」という指摘もされた。

あるユーザーは、「テレビであの広告が流れた時は信じられなかった。リビングに2人の子どもがいたので、テレビを見るなと言った。なぜあんな下品な広告を作る必要があったのか、理解できない」とTikTokでコメントした。

スウィーニーのInstagramにも、「悲しい」「不適切だ」といったコメントが寄せられている。中には「この投稿が削除されないのはなぜ?」と、Instagramが性的コンテンツの取り扱いに一貫性を欠いていると指摘する声もあった。

また別のユーザーは、「この広告は2,000万回以上再生されているのに、いいねは100万にも届いていない。それは、これが私たちの望むスポーツ広告の姿ではないからだ。特に、子どもたちもスポーツを好み、(スポーツ関連のコンテンツを)フォローしている時代なのに」と書き込んだ。

一方、スウィーニー自身は今回のキャンペーンについて、「楽しいアイデアを取り入れたものだった」と説明している。「コンセプトはシンプルで、雑音を断ち切り、焦点を完全にスポーツそのものに当てるというもの。このキャンペーンは、自信とユーモア、そして遊び心をもって、そのアイデアを形にしている」

しかし、この広告で「スポーツ」を連想させるものとして登場するのは、スウィーニーの裸に近い身体に配置された、さまざまなボールやユニフォームだけだ。

「スポーツ業界の女性を性の対象にしないで」業界関係者が指摘

マイナーリーグの野球チーム、ハリスバーグ・セネターズでゲームデーのプロモーションや企画を担当するマリッサ・ウォマック氏はTikTokで、今回の問題を次のように説明した。

「これは、男性優位のスポーツ業界で、私たち女性は『常に自分の居場所を証明し続けなければならない』という事実を浮き彫りにしている。女性が性的対象として描かれ続ければ、この業界を目指す若い女性はますます減ってしまう」

別のスポーツ業界関係者のSNSにも、この広告を批判するコメントが寄せられた。

「誰かを裸にして、ひたすら『スポーツ』と繰り返させる必要性はまったくない。女性を性的対象化しなくても、すばらしい広告やコンテンツは作れるはずだ」

また、あるTikTokユーザーは「これこそ、女性がスポーツ界で真剣に扱われない理由そのものだ」と主張した。

スウィーニーの“騒動”は過去にも――物議をかもしたアメリカン・イーグル広告

スウィーニーは、過去にも広告やキャンペーンをめぐってたびたび議論を巻き起こしてきた。その一つが、昨年に大きな話題となったアメリカン・イーグルのジーンズ広告だ。

2025年に大きな話題となったアメリカン・イーグルのジーンズ広告だ。この広告は、スウィーニーが「遺伝子(genes)は親から子へ受け継がれ、髪の色や性格、さらには目の色といった特徴を決定づけることがある。私のジーンズ(jeans)はブルーだ」と語る内容が、「優生思想を助長している」との批判に発展した。

シドニー・スウィーニー、アメリカンイーグルのキャンペーンより
シドニー・スウィーニー、アメリカンイーグルのキャンペーンより 写真:American Eagle

スウィーニーはこの騒動についてたびたび言及しており、「あの反応は予想外だった」と振り返っている。

その後、自身の政治的立場をめぐって「MAGAバービー」というあだ名が付いたことに関して、スウィーニーは「政治的立場について語ることはない」と繰り返し説明してきた。

「私はこれまで政治について語るためにここにいたことは一度もない。ずっとアートを作るためにここにいた。だから、これは私が最前線に立って語りたい話題ではない」

さらに、「私は政治的な人間ではないし、エンターテインメントの世界にいる。政治について語るためにここにいるのではない。私が俳優になったのは、物語を語ることが好きだから。私はいかなる形の憎悪も信じていない」と語った。

スウィーニーは今回の「Novig」のキャンペーンでも、「戦争や死について賭けることはできないし、政治も対象外。あるのは、あなた自身と、あなたの見立てと、スポーツだけ」とし、取引対象に政治に関するものが含まれないことを強調した。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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