『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』クレットン監督、ソニーと3年間の包括契約を締結 スパイダーマン続編でも起用か
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、ソニー・ピクチャーズと3年間の包括契約を締結した。これにより、同氏とソニー・ピクチャーズの関係はさらに強化されることになる。
クレットン監督は今回の契約に基づき、自身の制作会社「ヒサコ・フィルムズ」を通じて、同社社長のジェユン・マンフォード氏とともに映画を企画・制作する。
今回の契約に監督業務は含まれていないものの、ソニー・ピクチャーズは『スパイダーマン』の続編で引き続きクレットン監督を起用することに意欲を示しているという。
ソニー・ピクチャーズの映画部門社長を務めるサンフォード・パニッチ氏は、声明で次のようにコメントした。
「デスティンは非常に特別な人物であり、深い思慮と先見の明を持つ、真に卓越した映画監督です。映画体験を熟知した達人であり、すばらしいストーリーテラーです。ソニーとして、デスティン、ジェユン、そしてヒサコ・フィルムズとともに未来を築き、関係をさらに発展させていけることを誇りに思います」
ソニー・ピクチャーズ モーション ピクチャー グループのCEO兼会長であるトム・ロスマン氏は、「デスティンは本物だ。彼と彼のチームと継続的に仕事ができることは、我々にとってこの上ない幸運だ」と語った。
クレットン監督は、「トム・ロスマン、サンフォード・パニッチ、そして彼らのチームと『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を制作できたことは、最高の経験だった。これからも世界中の映画館で人々に楽しんでもらえる、より意義の深い物語を届けていけることを楽しみにしている」とコメントした。

9月下旬時点で、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は全世界で24億5,200万ドル(約3,860億円)以上の興行収入を記録。『アバター』(2009年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)に次ぐ歴代3位に入っている。
アメリカでは公開週末に3億6,000万ドル(約570億円)を記録し、米国内歴代最高のオープニング成績を樹立した。全米興行収入ランキングでは6週連続で1位をキープ。また、公開からわずか6日で全世界興行収入10億ドル(約1,580億円)を突破し、史上2番目の速さでこの大台に到達した作品となった。
さらに、米映画レビューサイト『Rotten Tomatoes』では批評家スコア90%、観客スコア97%を獲得しており、批評家と観客の双方から高い評価を得ている。
クレットン監督にとって今年は、共同制作・監督・エグゼクティブプロデューサーを務めたマーベルドラマ『ワンダーマン』も公開されるなど、飛躍の年となった。
他のマーベル作品では、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021年)の監督と共同脚本も担当。さらに、ジーン・ルエン・ヤンのグラフィックノベルを原作とするディズニープラスのドラマ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記』(2023年)では、エグゼクティブプロデューサーと監督を務めた。
クレットン監督の次回作として、人気マンガ『NARUTO -ナルト-』のライオンズゲートによる実写映画化が予定されている。来年初頭から撮影が始まる見込みで、クレットン監督を起用したい他のスタジオはその後を待つ必要がある。
※為替レートは2026年9月23日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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