ヘンリー王子夫妻の帰国から1か月、英王室の反応は? 消えない不信感と兄弟の亀裂
ヘンリー王子とメーガン妃のイギリス帰国から約1か月。夫妻の真意を測りかねる英王室では、依然として複雑な状況が続いている。
▼ヘンリー王子夫妻の電撃帰国、王室の反応は

ヘンリー王子とメーガン妃の帰国から約1週間後、チャールズ国王は夫妻が非公務王族であることを確認する書簡を発表。米『Fox News』によると、王室コメンテーターのイアン・ペルハム・ターナーは「王室は、おそらくウィリアム皇太子や高官たちの意向によって、この帰還を絶えず妨害しようとしている」と指摘し、書簡は不必要で卑怯な行動だと非難した。
一方、王室専門家のヒラリー・フォードウィッチは書簡を支持する。夫妻が慈善活動や商業活動を行いながらも、公務を担う王族のように振る舞っていると指摘。この態度は「称号の商業利用を禁じたサンドリンガム合意に真っ向から反するもの」であり、王室の介入は当然だとした。
さらに、故エリザベス女王が退けた「半公務・半私人」の議論が再び熱を帯びている。王室コメンテーターのリチャード・フィッツウィリアムズは、「彼らが王室の公務を担うメンバーになることはありません」と断言。夫妻が非公式に望む折衷案の立場を得ることは不可能だと見ている。
▼ウィリアム皇太子との亀裂は深刻化? ダイアナ元妃の記念企画も浮上

夫妻の帰国をめぐる問題に加え、ヘンリー王子とウィリアム皇太子の関係も注目されている。関係者は、米『ピープル』に対し、兄弟の和解には時間がかかるとの見方を示し、「(皇太子の)裏切られたという思いは、あまりに深いのです」と語った。別の関係者も、両者について「接触は皆無です」と明かしている。
そんななか、英『デイリー・メール』は、ヘンリー王子が2027年8月に迎えるダイアナ元妃の没後30年にあわせ、ドキュメンタリー制作を検討していると報道。母の友人や親族への出演打診も伝えられている。夫妻が運営するアーチウェル・プロダクションズを通じて実現する可能性もあるが、ウィリアム皇太子との共同企画は難しいとみられる。
▼子どもたちの転校と警備問題、帰国後の生活にも課題

帰国後、夫妻の子どもであるアーチー王子とリリベット王女がわずか2日で別の学校に転校したことも明らかになった。決定は、家族の警備チームとの協議を経て行われたという。夫妻側は、これまで子どもたちを支えてきた学校関係者への感謝を示し、転校は学校への不満によるものではないと強調した。
夫妻の英国での生活を複雑にしている要因のひとつが、警備体制をめぐる問題だ。夫妻は公務を担う王族ではなく、公的警備を自動的に受ける立場にはない。警備ステータスの見直しも焦点となるなか、子どもたちの学校生活を含め、プライバシーと安全をどう確保するかが課題となっている。
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