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ニコラス・ケイジ、MCUの“物語離れ”を指摘「資金力のあるプロレス団体のよう」──『スパイダー・ノワール』への思いも

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ニコラス・ケイジ、MCUの“物語離れ”を指摘「資金力のあるプロレス団体のよう」──『スパイダー・ノワール』への思いも
ニコラス・ケイジ 写真:Michael Loccisano/Getty Images
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ニコラス・ケイジが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の近年の作品について、物語よりもアクションを重視していると指摘。「資金力のあるWWE(世界最大級のプロレス団体)のようになっている」と語り、物語を中心に描いていた初期のMCUへの思いを明かした。発言は、ダラスで開催されたFan Expo DallasのQ&Aで飛び出したものだ。

ニコラス・ケイジ、MCUは「WWEのよう」

『ゴーストライダー』シリーズでマーベル・コミックのキャラクターを演じた経験を持つケイジだが、MCU作品には出演していない。そんな彼が、近年のMCUについて率直な見解を示した。

「僕の考えでは、最初はすばらしかった。初期の物語には、本当にすばらしいものがいくつかあった」とケイジは会場で語った。

さらに、複数のキャラクターの物語や過去を織り交ぜながら、作品同士をつなげていった初期のMCUの作り方を評価。一方で、近年の作品には変化を感じているという。

「最近は――愛情を込めて言っているんだけど――50歳を超えた、知的で才能あふれる俳優たちが、あんな奇妙な衣装を着て戦いに備えているのを見ると……結局、すべて戦いの場面へと切り替わるんだ。そうなると、MCUが資金力のある、華やかなWWEのようになっていると思わずにはいられない」

と、ケイジは表現した。

『スパイダー・ノワール』は「探偵物語」だった

ケイジがこうした考えを語った背景には、2026年にプライム・ビデオで配信された『スパイダー・ノワール』での経験もある。

同作でケイジが演じたのは、1930年代のニューヨークを舞台に活動する私立探偵ベン・ライリー/スパイダー。世界恐慌下のニューヨークで、運に見放された探偵として事件を追う姿を描いた。なお、『スパイダー・ノワール』は1シーズンで終了することが決まっている。

ケイジは同作について、「気に入っていたことの1つは、戦いの場面へと切り替えるための作品ではなかったこと。探偵物語だった」と説明。

「そこには謎があった。MCUにも、ただレスリングの試合へと切り替えるのではなく、物語を語ることに立ち返ってほしい」

と、MCUに望む方向性を語った。

ケイジはこれまでにも、マーベル・コミックのキャラクターであるジョニー・ブレイズ/ゴーストライダーを演じており、2007年の『ゴーストライダー』、2012年の『ゴーストライダー2』に主演。両作はソニー・ピクチャーズが製作した作品で、MCUとは別のシリーズとして展開された。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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