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ヘンリー王子、うつ病の葛藤を告白「自分だけが幸せになってはいけない」ダイアナ元妃への罪悪感も

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ヘンリー王子、うつ病の葛藤を告白「自分だけが幸せになってはいけない」ダイアナ元妃への罪悪感も
ヘンリー王子 写真:ITV Publicity
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ヘンリー王子が英王室の公務を離れ、2019年にカナダへ拠点を移した直後に「うつ状態」に陥っていた過去を告白した。

▼ヘンリー王子が告白した「うつ病」と心の麻痺

ヘンリー王子 写真:Frazer Harrison/Getty Images
ヘンリー王子 写真:Frazer Harrison/Getty Images

英『BBC』によると、ヘンリー王子はオンライン学習プラットフォーム「MasterClass」のグリーフケアに関する講座で、神経科学者を相手に自らのメンタルヘルスの葛藤を明かした。

過度な緊張状態が続く環境から解放された直後、強烈な不調に見舞われたと語る王子。「アドレナリンが切れた途端に体が機能しなくなり、2週間ほどうつ状態に陥った」と振り返る。心身を極限まで保っていたストレスが消え去ったことで、急激な反動が生じたようだ。

【動画】ヘンリー王子出演、「MasterClass」予告編

Redefining Grief: Building Resilience Through Loss | Class Trailer | MasterClass

王子の心の傷は、12歳で急逝した母・ダイアナ元妃の死にまで遡る。「ずっと長い間、心の大半がしびれたように何も感じなくなっていました。『お母さんがもういないのに、自分だけが幸せになったり楽しんだりしてはいけない。それはお母さんへの裏切りであり、悪いことだ』と思い込んでいたからです」

母の葬儀以降、約20年間にわたり涙を流すことすらできなかった王子だが、セラピストの助言で母愛用の香水を嗅いだことで感情のブロックが解除されたという。「母はただ自分が幸せになることを願っていた」と悟り、ようやく深い悲嘆から踏み出す契機を得た。

▼悲嘆のケアと新たな歩み

ヘンリー王子(左)、ダイアナ元妃 写真:Samir Hussein/WireImage; Anwar Hussein/WireImage
ヘンリー王子(左)、ダイアナ元妃 写真:Samir Hussein/WireImage; Anwar Hussein/WireImage

セッションに登壇した専門家は「脳は愛する者の死をすぐには受け入れられず、探し続けてしまう」と分析する。王子は兄のウィリアム皇太子とともにメンタルヘルス支援活動を続けており、自らの体験を発信することで同じ苦しみを持つ人々に寄り添おうとしている。

2020年より、長男アーチー王子・長女リリベット王女とともに米国で過ごしてきたヘンリー王子夫妻だが、今年8月に英国へ帰国。現在はコッツウォルズ地方に拠点を構えているとされる。激動の時を経て、王子は家族との時間を最優先にしながら自らの心と向き合い続けている。

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