GACKT&二階堂ふみが「翔んで埼玉」を“地元”でPR「本気の茶番劇を受け止めて」
映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」にダブル主演のGACKTと二階堂ふみが「埼玉県民の日」の14日、県内各所でキャンペーンを行った。
2人は県庁に大野元裕知事を表敬。埼玉の魅力発信に多大な貢献をしたとして作品が「彩の国M.A.P.(Most Attractive Player)」を受賞し、GACKTは「内容はどうあれ、賞状をもらえるのはうれしいこと」と笑顔。「埼玉の人の寛容さ、心の広さがあって1作目がまさかの大ヒットになった」と感謝した。大野知事も公認を与え、「こちらも目いっぱい利用させてもらいます」と応じた。
第1作で観客動員が全国1位になったMOVIXさいたまのある商業施設コクーンシティでは、クリスマスツリーの点灯式に共演の加藤諒、益若つばさと参加。観衆のカウントダウンの後、GACKTの「埼玉に光を」の掛け声でつくはずだったが、GACKTが声の小ささに「このレベルじゃいけない」とダメ出しした直後に点灯してしまうハプニングも。それでも「演出の人に僕の声が聞こえていなくて、押しちゃったんだろうね」とフォローする余裕を見せ、盛大な拍手を浴びた。
そして、「今回は多くのパクリ疑惑がある問題作なので、SNSで広めないでほしい。公開中止になっちゃうかもしれないので」とまさかの逆プロモーション。続けて、「関西にも飛び火しているが、メインは埼玉。大人の本気の茶番劇を大きな心で受け止めて、皆さんの力で最高の映画を完成させてほしい」と言葉に力を込めた。
二階堂も「埼玉の方々の愛と応援を実感し、温かい気持ちになりました。大ヒットすればパート3が作れるかもしれない。そのために盛り上げていきたい」と早くも次作に期待。だが、GACKTは「きっとやると思うけれど、その時は代わりにDAIGOで。ちょっと背は低くなりますが、雰囲気を寄せて。それでもダメだったら僕が戻るかも」と冗談めかし、観衆の笑いを誘っていた。
「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」は、11月23日から全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元