大泉洋『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』で“共演”のコナンに説教「函館市をめちゃくちゃにして…」
人気アニメーション映画シリーズの最新第27作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』のファンミーティングが7日、都内のホールで行われた。
イベントには、高山みなみ、山崎和佳奈、山口勝平、堀川りょうのレギュラー陣に加え、ゲスト声優を務めた大泉洋が出席した。
シリーズ累計の興行収入が1180億円を突破。
昨年の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は初めて100億円の大台を超え、138億8000万円を記録。
最新作は人気キャラクターの怪盗キッドが7年ぶり、服部平次が5年ぶりに参戦し、北海道・函館にある土方歳三にまつわる日本刀の謎に挑む。
江戸川コナン役の高山は、約900人のファンを前に「自分もまだ見ていないので、皆と一緒で楽しみに待っている状態。絶好調にドキドキしています」と声を弾ませた。
毛利蘭役の山﨑は既に観賞しており、「情報量が凄く多くて、最後は皆どういう反応をするんだろうと思った。お楽しみのシーンが盛りだくさんです」と期待感をあおった。
堀川は平次、山口はキッドの声で挨拶すると、会場は大歓声。
だが、続く大泉は「キャラクター設定が分からない。参加したことのないイベントで、アウェー感しかない」と苦笑い。
北海道警の刑事という役どころで、「舞台が北海道だったら出ますんで。逆に出ていなかったらイラっとして、延々とマイナスプロモーションをしていた。初日に見て全部バラしますよ」と郷土愛を強調。
函館市長が実兄の潤氏であることから、コナン(高山)に「あなたねえ、函館市をけっこうめちゃくちゃにしていたよね。むちゃくちゃ速いスケボーに乗ったり、危険なことばっかりして」と説教し、会場の爆笑を誘った。
さらに、「娘に『コナンのキャラクターは皆格好いいのに、パパのキャラはどうしてあんな顔してんの?』と言われた。製作陣にもチクリと言いたい」とクレーム。
山口が「愛きょうのあるキャラクターですよ」と慰めたが、「それは格好良くない人をギリギリ褒める言葉なんだよ」と大泉節全開でボヤいていた。
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、4月12日に公開。初日には、全国10都道府県23劇場で午前0時からの最速上映も決まった。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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