フュリオサ役アニャ・テイラー=ジョイ、過酷な撮影を振り返る ―「自分の殻を破りたかった」
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ジョージ・ミラー監督のシリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』(5月31日公開)のアニャ・テイラー=ジョイが、過酷な撮影について振り返った。
米『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューに登場したテイラー=ジョイによると、数か月もの間無言のアクションシーンを何度も撮るなど、撮影は非常にハードで今でもその経験を消化し切れていないという。
「本作の撮影時ほど孤独を感じたことはありません。簡単だと思っていたことが、すべて大変だったのです」
前作のシャーリーズ・セロンからフュリオサ役を受け継いだテイラー=ジョイは、本作への出演によって「自分の殻を破りたかった」と語り、「極限状況に置かれ、成長するしかない状況に陥りたかったのです。私は、それをやり遂げました」と続けた。
また撮影現場では、監督とともにアクションシーンを磨き上げ、フュリオサの表情を細部まで分析したそうだ。「彼(ミラー)はフュリオサの戦闘時の表情について非常に厳格なイメージを持っていて、『目だけで物語を語れ』という感じでした。映画の大部分は、目で演技しています」
さらに、同インタビューに応じた共演者のクリス・ヘムズワースは、「(テイラー=ジョイに)求められる感情表現は、非常にきついものだった」と明かし、「彼女は数ヶ月の間、毎日役柄を情熱的に守り抜き、感銘を受けました」と賛辞を送った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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