『モアナと伝説の海2』が大ヒット、オスカーにノミネートの可能性も

『モアナと伝説の海2』写真: Disney
『モアナと伝説の海2』写真: Disney
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ディズニーのアニメーション映画『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)が大ヒットを記録している今、アカデミー賞ノミネートへの気運が高まっている。

『モアナ2』は感謝祭前日に全米公開されると、5日間で興収2億2100万ドルを記録。次々に新記録を樹立しており、大作や文化的に知名度が高い作品が好まれる傾向にあるオスカーのアニメ部門に候補入りするかもしれない。

■2024年は多様なアニメ作品が続々

今年は、『野生の島のロズ』、『インサイド・ヘッド2』、『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!』、『Memoir of a Snail(原題)』や『Piece by Piece(原題)』など奥深く、多様なアニメ映画が生まれた稀有な1年になっている。よって、専門家たちは同部門へのノミネートがより難しくなっている指摘している。

『モアナと伝説の海2』は批評家から微妙な評価をつけられており、現時点で米映画批評サイトRotten Tomatoesでのスコアは65%で、2016年の前作から30%ダウンした。

■興行成績がノミネートを後押し?

それでもなお、『モアナと伝説の海2』の興行面での成功はオスカーへのノミネートを後押しする可能性があり、モアナのさらなる冒険への期待が反映される形となった。同作は、モアナが祖先からの呼びかけを受けて、失われた海域での予期せぬ冒険に旅立つ姿を描いている。

長編アニメ映画賞には31本がショートリスト入りでき、そのうちの5本がノミネート作品に選出。アカデミーのアニメ部門の会員に加え、規定の本数を鑑賞した他のアカデミー会員も投票権を有する。来年のアカデミー賞のノミネーションは、1月17日に発表される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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