イーロン・マスク、アーミー・ハマー復帰作を支援?Xアカウントで『Citizen Vigilante』限定公開――ドイツで上映禁止の過激作
イーロン・マスクが、アーミー・ハマー主演映画『Citizen Vigilante(原題)』(2026年)の全編を自身のXアカウントに投稿し、話題を呼んでいる。
本作は、2021年に性的疑惑を受けて所属事務所との契約を解除されたハマーにとって、俳優復帰後初の出演作の一つとなる。脚本・監督を務めたウーヴェ・ボルは、続編が2027年に公開予定であることも明らかにしている。
また本作は、暴力的な描写が移民に対する暴力を助長するおそれがあるとして、ドイツの規制当局から年齢区分の認定を拒否され、ドイツ国内で上映禁止となった。
その後、マスクはフォロワー2億4,000万人超を抱える自身のXアカウントで、本作の全編を無料で視聴できるリンクを48時間限定で公開した。なお、この投稿は日本時間6月25日時点のもので、現在は視聴できなくなっている。
ボル監督も自身のアカウントで作品を共有しており、すでに両者の投稿からは視聴不可となっているが、その後ほかのXユーザーによって再投稿されている。
本作でハマーが演じるのは、「サンダース」と呼ばれる自警団員。Apple TVに掲載されている公式あらすじでは、次のように紹介されている。
「クロアチアで暮らす裕福なアメリカ人実業家が、暴力犯罪者やレイプ犯、腐敗した判事を標的にする恐れられた自警団員へと変貌する。彼の過激な活動はインターネットやメディアで大きな話題となり、指名手配犯でありながら、やがて民衆の英雄として祭り上げられていく」
ボル監督は、自身のXで続編『Citizen Vigilante 2』を2027年に公開予定であると発表した。ただし現時点で、ハマーが続編にも出演するかどうかは明らかになっていない。
またマスクは、『Citizen Vigilante』がApple TVのランキングで2位に浮上したことを伝える投稿に返信し、「『Citizen Vigilante 2』はさらにすばらしい作品になるだろう」とコメントしている。
『ソーシャル・ネットワーク』(2010年)や『君の名前で僕を呼んで』(2017年)などで知られるハマーは、2021年に性的暴行疑惑が報じられると、所属事務所WMEとの契約を解除され、ハリウッドの第一線から姿を消していた。『Citizen Vigilante』は、彼にとって俳優復帰後初の主演作の一つとなる。
ハマーは一連の疑惑を一貫して否定しており、長期にわたる捜査を経て、ロサンゼルス郡地方検察局は2023年に刑事訴追を見送る判断を下している。
米『ハリウッド・リポーター』のインタビューでハマーは、ボル監督から出演オファーを受けた当時を振り返っている。
「多分泣いたと思う。自分が何よりも愛していることを、またやらせてもらえるんだと思った。キャットフードのCMでも喜んでやっただろうね。それくらい、とにかくまた仕事がしたかったんだ」
さらに、一連の疑惑や、それによって自身のキャリアが受けた影響についても率直に語っている。
「この状況は、自分自身が招いたものだ。事故のように起きたわけじゃない。世間で言われているようなことはしていないが、自分の人生にとって危険で問題のある人たちを招き入れ、周囲の人たちを怒らせてしまった。その結果が、今の状況なんだ」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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