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マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael/マイケル』続編の可能性は?カギを握るのは興行収入と“ファンの声”

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映画『Michael/マイケル』続編の可能性は?
『Michael/マイケル』より 写真:Glen Wilson/Lionsgate
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現地時間4月20日(月)、マイケル・ジャクソンの人生を描いた伝記映画Michael/マイケル』のロサンゼルスプレミアが開催された。

このプレミア上映では、2時間以上にわたる本編上映の後、スクリーンに「His Story Continues.(彼の物語は続く)」という文字が映し出され、「続編があるのでは?」と話題になった。本作の続編が作られる可能性はあるのだろうか?

『Michael/マイケル』続編はある?制作の舞台裏と公開延期の理由

『Michael/マイケル』は紆余曲折を経て公開にこぎつけた作品だ。当初は2025年4月公開の予定だったが、トラブルにより2026年4月公開へと延期された。

当初の予定では、児童性的虐待疑惑に直面したマイケル・ジャクソンに焦点が当てられる予定だった。しかし、実在の告発者とマイケル・ジャクソン財団の和解内容に「今後、商業作品でこの問題を扱わない」という条項が含まれていたことが判明し、大幅な再構成が必要となった。

その際、本作を2部作とする案がスタジオ側に提案されたという。しかし結果として、本作はスキャンダル色を抑え、ジャクソンの音楽にスポットライトを当てた音楽映画に仕上がった。この変更が功を奏し、本作はより幅広い観客に受け入れられる作品となった。

映画『Michael/マイケル』より®, TM & © 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
『Michael/マイケル』より 写真:TM & © 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

公開前から特大ヒット予想!続編実現のカギは“興行収入”と“観客の反応”

『Michael/マイケル』続編が実現するためには、興行収入と観客・批評家による評価がカギを握る。ロサンゼルスプレミアでは、劇中のパフォーマンスシーンで大きな歓声と拍手が起こり、まるで劇中のライブ会場に引き込まれたかのような一体感が生まれていた。

特に、本作はプロデューサーのグレアム・キングが手がけたクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)と比較されている。同作は全世界で9億ドル以上という大ヒットを記録した。

ライオンズゲートが北米配給、ユニバーサルが国際配給を手がける『Michael/マイケル』は4月24日(金)に北米で公開され、オープニング興行収入は6,500万〜7,000万ドル(約103.7億~111.7億円)と予想されている。また、世界中に存在するマイケルファンの存在が追い風となり、全世界オープニング興行収入は1億5,000万ドル(約239.3億円)に上ると見られている。

関係者によれば、制作陣が本作の大ヒットを確信し始めたのは、約1カ月前のことだ。そこで続編を見据え、プレミア上映の直前に「彼の物語は続く」というテロップが追加されたという。

ロサンゼルスプレミアのレッドカーペットで、キングは続編について「いくつかアイデアは検討しており、近いうちに方向性が見えてくると思います」と語った。

また、ライオンズゲートのトップであるアダム・フォーゲルソン氏は、「語るべき物語はまだ確実に残っており、その準備もできています。観客が続編を望めば、できるだけ早くお届けできる体制が整っています」と明らかにした。

このように制作陣は続編への意欲を見せているものの、関係者は「続編の脚本は完成していない」と明かす。続編の有無について、正式な判断は公開後に下される見込みだ。

続編で描かれるマイケル・ジャクソンとは?「晩年をどう描くか」が壁に

『Michael/マイケル』は、マイケル・ジャクソンのキャリア初期に焦点を当てた内容となっている。そのため、物語は1984年のジャクソンズによる「ヴィクトリー・ツアー」で締めくくられ、その後のソロ活動とアルバム『バッド』(1987年)へとつながる未来を示唆して終わる。

もし続編が実現すれば、「デンジャラス・ワールド・ツアー」(1992~1993年)などのライブシーンが盛り込まれ、ライブシーンが上映時間の3分の1を占める可能性があるという。

映画『Michael/マイケル』より®, TM & © 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
『Michael/マイケル』より 写真:TM & © 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

ただし関係者の間では、「続編で描ける余地は残っているのか」という疑問も出ている。『Michael/マイケル』では既にマイケルの代表曲の多くを使用しているほか、法廷闘争などを描かない方針である以上、マイケルの晩年をどう描くかが課題となる。関係者の一人は、「続編は非常にデリケートな問題だ」と語っている。

それでも、本作が興行的に成功を収め、続きを望むファンの声が広がれば、続編に向けた動きが本格化する可能性は高い。『Michael/マイケル』は、日本で6月12日(金)に公開される。

※為替レートは2026年4月23日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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