映画『Michael/マイケル』ダイアナ・ロス削除の理由 法的問題で大幅再編集へ
マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』から、ダイアナ・ロスを描いたシーンが削除されたことが明らかになった。ダイアナ・ロス役を演じたカット・グレアムがSNSで事情を説明し、法的な問題が編集に影響したと語っている。公開を目前に控えた同作の制作背景に注目が集まっている。
『Michael/マイケル』からダイアナ・ロスのシーンが削除
カット・グレアムは4月24日の米公開を前に、自身が演じたダイアナ・ロスのシーンが最終版からカットされたと明かした。理由については「特定の法的配慮」によるものと説明している。
投稿では、共演者とともに撮影した場面が削除されたことに触れつつも、「制作チームは物語を最大限保つために尽力した」とコメント。作品全体の完成度を損なわない形で編集が行われたことを強調した。
本作はアントワーン・フークア監督がメガホンを取り、マイケル役を甥のジャファー・ジャクソンが演じる。父ジョー役にコールマン・ドミンゴ、母キャサリン役にニア・ロングが出演するほか、マイルズ・テラーらが脇を固める。
法的問題で再構成された脚本
本作をめぐっては、当初より長尺のバージョンにおいて、児童性的虐待疑惑に向き合う場面が含まれていたと報じられていた。しかし、第三幕に登場する告発者の描写が問題となり、過去の和解条件によりドラマ化が制限されていたことから、作品は再構成を余儀なくされた。
こうした経緯が、結果的に複数のシーン削除や編集変更につながったとみられる。なお、ライオンズゲートはマイケル晩年を描く続編映画の開発も進めているとされる。
ダイアナ・ロスとの関係性
マイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスは、ジャクソン5時代に出会って以降、親密な関係を築いてきたことで知られる。兄ジャーメイン・ジャクソンによれば、1992年の楽曲「Remember the Time」はロスを想って書かれたとも語られている。
今回の削除により、その関係性が映画内でどのように描かれる予定だったのかは不明だが、作品の構成に影響を与えた重要な要素の一つであったことは確かだ。
評価と議論を呼ぶ描写
『Michael/マイケル』はすでに一部批評家から評価を受けており、「意外なほど感情に訴える作品」との声がある一方で、マイケル像を美化しすぎているとの指摘も出ている。作品の描き方をめぐる議論は、公開後さらに広がる可能性がある。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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