『007』が新作コミックで大胆に進化!グラント・モリソンが描く現代のジェームズ・ボンド
英国を代表するスパイ、ジェームズ・ボンドが新作コミックで新たな冒険に挑む。『バットマン』などで知られるグラント・モリソンが執筆を担当し、現代社会を映し出す敵や新型ガジェットを盛り込んだ、全く新しい007の物語が幕を開ける。
▼『007』コミック新作始動!グラント・モリソンが描く新境地
コミック出版社のIDWパブリッシングが、イアン・フレミング・パブリケーションズと提携し、007のオリジナルコミックシリーズを制作する。IDWのCEO、ダヴィディ・ジョナスは「単に既存作品を補完するだけの物語を提供することが目標ではありません」と説明。007の魅力を守りながら、現代のコミックシーンにふさわしい大胆な再構築を目指すという。
シリーズ最初の全6話のタイトルは『Sunbreaker』。現時点で作画担当者や発売日は発表されていない。新型の車やガジェットに加え、現実のニュースから着想を得た究極の悪役が登場する予定だ。
「物心ついた頃からずっとジェームズ・ボンドのファンでした」と語るモリソン。新作について、陰謀や暴力、裏切りが渦巻く現実によく似た世界を舞台に、見慣れない敵と対峙するボンドを描くと明かし、「小魚の群れを泳ぎ抜ける獰猛なサメのように、カリスマ性があり、冷酷で、誰にも止められない存在」と、その姿を表現している。
▼小説から映画、コミックへ 007が広げる物語の可能性

ジェームズ・ボンドは、イアン・フレミングの1953年の小説『カジノ・ロワイヤル』で誕生。1962年公開の映画第1作『007/ドクター・ノオ』ではショーン・コネリーがボンドを演じ、以降、映画シリーズは世界的な人気を獲得してきた。
コミックでは、1980年代にマーベルが映画作品のコミカライズを手がけたほか、エクリプス、ダークホース、ダイナマイトなどの出版社からも新作が発表されてきた。今回ライセンスを獲得したIDWは、『スター・トレック』のコミックも刊行している。
イアン・フレミング・パブリケーションズの出版ディレクター、サイモン・ウォードは「コミックだからこそ描ける冒険もあります」と語る。長年モリソンの作品を読んできたというウォードは、今回の新作について「これまでにない特別な作品が生まれる」と期待を示した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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