ディズニー実写版『白雪姫』も… 同時ストの影響で相次ぐ公開延期、来年の興行収入は減少傾向か

ディズニー実写版『白雪姫』(2025)より 写真: COURTESY OF DISNEY
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ハリウッドの脚本家・俳優ストライキが終了し、制作会社は注目作品の公開延期に踏み切っている。

米「B.ライリー・ファイナンシャル」のアナリスト、エリック・ウォルド氏は21日、興行収入への影響について「公開が延期された作品数を鑑み、2024年の興行収入の見積もりを縮小した」と報告した。

さらにウォルド氏は、最近の業績動向から2023年第4四半期のアメリカ国内興行収入予測を引き下げた。「この週末までの国内興行収入は8億7300万ドルで、2019年第3四半期と比較して約30%の減少を表している」「残りの四半期で1億ドル以上が見込まれる映画はわずかにあるが、第4四半期の興行収入予測を21億6700万ドルから18億7800万ドルに引き下げる」

結果、ウォルド氏による2023年の興行収入予想は92億1600万ドルから89億2700万ドルに減少した。

ワーナー・ブラザースは『デューン 砂の惑星PART2』の公開日を2024年3月初旬、ディズニーはレイチェル・ゼグラー主演の実写版『白雪姫』の公開日を2025年3月にそれぞれ変更。公開日が移動することで2024年よりも2025年の方が成績が伸びるとしながらも、ウォルド氏は2024年の興行収入予想を96億1700万ドルから86億900万ドル、2025年の予想を102億9900万ドルから99億2000万ドルに引き下げた。

「2023年に興行収入が約21%増加(コロナ禍前の約79%まで回復)すれば、2024年には約4%減少し、2025年には約15%(コロナ禍前の約87%まで回復)増加することになるだろう」

引き続き、ウォルド氏は強気な見方を維持している。「ポスト・コロナ時代においても劇場鑑賞の需要は高く、2024年の不調はストによる制作の遅れを反映したものに過ぎない。私たちは業界に対してポジティブな見通しを持っている」

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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