『シビル・ウォー』アレックス・ガーランド、お気に入りの監督作は“あの映画” ―「作りやすかった」
新作映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(10月4日公開)のアレックス・ガーランド監督が、自身のお気に入りの監督作や、『28日後…』シリーズの最新作となる『28年後…(原題) / 28 Years Later』について語った。
ガーランドは18日、長年のコラボレーターでプロデューサーのアンドリュー・マクドナルドとともにエディンバラ国際映画祭のイベントに登場。2人はこれまで、新作「シビル・ウォー」をはじめ、『ザ・ビーチ』(2000)、『28日後…』(2002)や『エクス・マキナ』(2014)といった作品でタッグを組んでいる。
元々、小説家としてキャリアをスタートしたガーランドは、「監督志望ではなかったんですよ。他の監督たちが色々なことを好き勝手変えてしまうのを止める唯一の方法が、自分がそのポジションにつくことだったのです」と明かし、観客の笑いを誘った。
ガーランドによると、自身の監督作のなかでお気に入りの1本は、実験で女性アンドロイド(アリシア・ヴィキャンデル)と絆を築くことになった若きプログラマー(ドーナル・グリーソン)を描いた映画『エクス・マキナ』だという。
「『エクス・マキナ』は、本当に楽しかったです…作りやすい映画だったんです。キャストはごくわずかで、彼らは非常に仕事熱心で作品に献身的でした。クルーたちも、全力で動いてくれ、とても信頼できました。素晴らしい雰囲気で、皆が協力し合っていました。心地よかったですね」
ガーランドとマクドナルドは、2025年全米公開の『28 Years Later』で始動する新たなシリーズ3部作にも言及。マクドナルドは、「アレックスが脚本、ダニー・ボイルが監督を務める『28 Years Later』の撮影が終了しました。明日から2作目の撮影が始まるところです。3部作を完成できれば、幸いですね」と伝えた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌
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