HBOの『ハリー・ポッター』ドラマシリーズは映画より”深く”なるとワーナー・ブラザースのボスが発言
HBOの『ハリー・ポッター』ドラマシリーズは、「2時間の映画よりももう少し掘り下げたものになる」と、同社のテレビ部門のボスであるチャニング・ダンジーが明かした。
ワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループの会長兼CEOであるダンジーは、MIPCOMカンヌの基調講演に登壇。
「ハリー・ポッターのプロジェクトについて教えてください」という質問に対し、「今のところ話せることはあまりありません。素晴らしい脚本スタッフがいて、彼らはやるべきことをやっています。イギリスとアイルランドでキャスティングコールが始まりました。かなり順調です。」と回答。
J.K.ローリングの『ハリー・ポッター』という素晴らしいIPを持つことについてさらに尋ねられると、「正直、ありえない夢のようです。原作本の大ファンとして、2時間の映画ではできないような、もう少し踏み込んだ冒険をすることをしたいと思っている。それが私たちがこの旅をしている理由でもあります。」と答えた。
今年6月、『ハリー・ポッター』ドラマシリーズには、フランチェスカ・ガーディナーが脚本家兼ショーランナーに指名されたと発表された。
また、マーク・マイロッドを複数のエピソードの監督に起用した。
この2人はHBOの『メディア王~華麗なる一族~』でエミー賞を受賞しており、ガーディナーは同番組の制作チームの一員として、マイロッドは監督とプロデューサーの両方を務めている。
『ハリー・ポッター』ドラマシリーズの冒険がどのようなものになるのか、続報に期待が高まる。
※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果
映画『ハリー・ポッター』シリーズを振り返り
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)
- 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(2004年)
- 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)
- 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007年)
- 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2009年)
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝』PART1 (2010年) PART2(2011年)
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全8作の映画シリーズの中で、世界興行収入が最も多かったのは最終作の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』。
スピンオフ作品には、ハリー・ポッターの時代から約70年前のニューヨークを舞台にした『ファンタスティック・ビースト』シリーズがある。主演はエディ・レッドメイン。
ハリポタキャストの成長アルバム
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