2025年に映画化予定の小説は?『ハウスメイド』や『第10客室の女』などベストセラー小説が映像化【前半】

2025年は小説を原作としたの映画・ドラマ化が数多く予定されている。『大草原の小さな家』といった往年の名作から最新のベストセラーまで、さまざまな作品がスクリーンに登場する。
米『ハリウッド・リポーター』が今年配信・公開が予定されている小説の映画化作品から、今注目すべき本をまとめた。
注目作品を【前半】と【後半】に分けて紹介する。
Kindle本(電子書籍)初回購入の方限定、割引合計3000円まで何冊でも使える【70%OFF】クーポン配布中。
※本ページはプロモーションが含まれています。記事で紹介した商品を購入すると売上の一部が THE HOLLYWOOD REPORTER JAPANに還元されることがあります
【1】『ハウスメイド』
『ハウスメイド』は、作家フリーダ・マクファデンのベストセラー小説の映画化。シドニー・スウィーニーとアマンダ・サイフリッドが、ポール・フェイグとタッグを組む。フェイグはレベッカ・ソネンシャインの脚本を基に映画を監督。ライオンズゲートがこのプロジェクトを手掛ける。
シドニー・スウィーニーが裕福な夫妻の家で働くメイドを演じる。夫妻の隠された秘密が明らかになり、物語はスリリングに展開。Netflixで12月25日に配信予定。
【2】『DOGMAN ドッグマン』
『ドッグマン』は、『スーパーヒーロー・パンツマン』の作者による人気シリーズを映画化。ピート・デヴィッドソンが主演し、ユニバーサル・ピクチャーズとドリームワークス・アニメーションが制作。北米では2025年1月31日に劇場公開されたが、日本での公開は未定。
【3】『第10客室の女』
『第10客室の女』は、ルース・ウェアのベストセラー小説をNetflixが映像化。ある夜遅くにジャーナリスト (キーラ・ナイトレイ)が乗客が船外に投げ出されるのを目撃するが、乗客全員が無事だったため気のせいに違いないと言われる。乗船していた誰にも信じてもらえなかったが、彼女はたとえ危険にさらされても、自分が見たものが現実だったことを証明しようと試みる。監督はサイモン・ストーンが務める。
2025年秋にNetflixで配信予定。
【4】『キャサリンの愛の日』
先進的な作家であるジュディ・ブルームの功績とその人生に迫る。
徹底的なまでに正直な描写で知られるジュディ・ブルームの本は何百万人もの読者の自分自身への理解、思春期への理解、性に対する理解へのあり方に革命を起こした。
タブー視されるテーマをオープンに議論するという彼女の大胆不敵な使命が、禁書運動、検閲、10代の性に関する発見をめぐる真の議論と対話への道を切り拓いた。
『キャサリンの愛の日』は、ジュディ・ブルームの小説をNetflixがドラマシリーズ化。2018年のロサンゼルスを舞台に、ブラックティーンの初恋を描く。レジーナ・キングが製作総指揮を務める。
5月8日にNetflixで公開予定。
【5】『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』
『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』は、ヘレン・フィールディングの小説を映画化したシリーズ第4作。ジョーンズ役を4度目の再演となるレネー・ゼルウィガーが、シングルマザーとして人生を歩む中で喪失感と向き合うジョーンズを描いている。
2月13日からPeacockで配信中。
【6】『ホイール・オブ・タイム』シーズン3
『ホイール・オブ・タイム』シーズン3は、ロバート・ジョーダンの壮大なファンタジー小説が原作。農場の少年ランド・アル=ソーが、自分がドラゴン再誕であることを知る物語である。
3月13日にPrime Videoで配信開始。
【7】『ザ・レジデンス』
『ザ・レジデンス』は、Netflixの新作ミステリードラマ。このシリーズは、元ホワイトハウス特派員ケイト・アンダーセン・ブラウアーの小説『The Residence: Inside the Private World of the White House(原題)』に基づいており、ホワイトハウス内部の生活のノンフィクション本を前提としている。
ホワイトハウスの国賓晩餐会で起こる殺人事件が描かれる。ウド・アドゥバ演じる刑事コーデリア・カップは、FBI特別捜査官エドウィン・パーク(ランドール・パーク)とパートナーを組んで殺人ミステリーを解き明かす。
3月20日よりNetflixで配信開始。
【8】『People We Meet on Vacation(原題)』
『People We Meet on Vacation(原題)』は、エミリー・ヘンリーの人気小説『あなたとわたしの夏の旅』を映画化。トム・ブライスとエミリー・ベイダーが主演。物語は、毎年夏休みに1週間一緒に過ごす長年の親友2人を追う。しかし、2年間口をきかなくなったことで状況は一変。壊れた関係を修復するには、2人にはまだ向き合わなければならない暗黙の真実が1つある。彼らは本当にただの友達なのか、それともそれ以上の関係なのか。
公開日未定。
【9】『The Hunting Wives(原題)』
『The Hunting Wives(原題)』は、メイ・コブのスリラー小説を「Starz」が8話構成でドラマ化。小さな町でエリート女性グループに加わった主人公ソフィー。森で10代の少女の遺体が発見され、緊張が高まり危険が潜む。その結果、ソフィーは殺人事件の捜査の真っ只中に巻き込まれる。
公開日未定。
【10】『Long Bright River(原題)』
『Long Bright River(原題)』は、リズ・ムーアのベストセラー小説『果てしなき輝きの果てに』をドラマ化した作品。フィラデルフィアを舞台にしたクライムドラマでアマンダ・サイフリッドが主演で警官役を務める。オピオイド危機の影響を受けた地域で、警察官が連続殺人の謎に迫る。
3月13日にPeacockで配信。
Kindle本 (電子書籍) 499円セール開催中!(2025年3月20日まで)
セール対象作品はこちらから
【11】『Regretting You(原題)』
日本語版単行本は、2025/5/15発売。アマゾンでは予約商品の価格保証付で予約受付中。
『Regretting You(原題)』は、『ふたりで終わらせる / IT ENDS WITH US』のコリーン・フーヴァーの小説を映画化。物語は「性格も目的も対立する」母と娘、モーガンとクララの複雑な関係を追う。しかし、モーガンの夫でクララの父親が怪しい事故で亡くなった後、2人はその結果を切り抜けることを余儀なくされる。
10月24日公開予定。
【12】『バトルランナー』
『バトルランナー』は、スティーヴン・キングの1982年の小説を映画化した作品。パラマウント製作のリメイク版『バトルランナー』の主演をグレン・パウエルが務める。
この小説は、偶然にも2025年が舞台となっている。物語の中のその時代では全体主義体制下のアメリカで、権利を奪われた大衆をなだめるために暴力的なゲーム番組が使われている。物語の中心となるのは、殺し屋チームが出場者を追い詰める最も人気のある番組 「ランニングマン」に参加するベン・リチャーズ(グレン・パウエル)だ。出場者が長く生き残れば生きるほど、その人が稼ぐお金が増える。しかし、ゲーム番組のプロデューサーと殺し屋たちが知るように、リチャーズはすべてのルールを破り、番組の暗い秘密を暴露することになる。
11月7日公開。
【13】『ミッキー17』
ポン・ジュノ監督がアカデミー賞受賞作品『パラサイト 半地下の家族』に続き、エドワード・アシュトンの小説『ミッキー7』を原作とした『ミッキー17』として映画化。物語は宇宙入植者で「エクスペンダブルズ(消耗品)」として知られるミッキー7を主人公とする。「エクスペンダブルズ(消耗品)」とは、植民地で最も危険な仕事をし、その過程でしばしば命を落とすが、人間の印刷技術によって生き返る人々を指す。ロバート・パティンソンがミッキー・バーンズ役で主演を務める
3月7日に劇場公開予定。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
【関連記事】
- ポン・ジュノ、新作『ミッキー17』は「SF映画だが、人間ドラマ」だと明かす
- 『バトルランナー』リメイク映画、グレン・パウエルが主演へ
- S・キング原作『キャリー』ドラマ化決定、『ドクター・スリープ』マイク・フラナガンが製作へ
- 『ブリジット・ジョーンズ』第4弾、ティザー公開:レネー・ゼルウィガー、悲劇を経て愛を探す
- 【Audible】2か月間99円キャンペーン開催!初心者も手軽に楽しめるおすすめ本も紹介!