テイラー・スウィフトの快挙、イン・シンクが再集結、圧巻のシャキーラ… 今年の「MTV VMAs」を振り返る

テイラー・スウィフト、イン・シンク、シャキーラ 写真: ©DIA DIPASUPIL/GETTY IMAGES; NOAM GALAI/GETTY IMAGES FOR MTV; THEO WARGO/GETTY IMAGES FOR MTV

12日、「MTVビデオ・ミュージック・アワード 2023」(VMAs)で最高賞“Video of the Year”を含む複数の賞を手にしたテイラー・スウィフト。同賞に4度輝いたアーティストは史上初で、大ヒット曲“Anti-Hero”でその快挙を成し遂げた。

アワードで最初の賞をイン・シンクから受け取ったスウィフトは、熱狂的ファンのように大興奮。会場は、イン・シンクの登場でスタンディングオベーションに包まれた。

スウィフトは、ジャスティン・ティンバーレイク、JC・シャゼイらメンバーを見つめながら「上手く気持ちが切り替えれらません。あなたたちの人形を持っていたんです。彼らに何か計画があるの?それが何なのか知りたい。ポップを象徴する人たちの金色の手からこの賞をいただけるなんて。本当に凄すぎる」と語った。

カーディ・Bとミーガン・ザ・スタリオンが新曲“Bongos”のミュージックビデオをステージで再現するなど、数々のアーティストがパフォーマンスを披露するなか、スウィフトが座席で楽しそうに踊る場面も見受けられた。

ドージャ・キャットが “Attention”、“Paint the Town Red”、“Demons”をメドレー披露すると、観客席にいたティファニー・ハディッシュは大盛り上がり。“Global Icon Award”を受けたDiddyは、ヒット曲の歌唱中に息子のキング・コムズと双子の娘がステージに登場した。司会のニッキー・ミナージュ、リル・ウェイン、ダリル・“DMC”・マクダニエルズ、ダグ・E・フレッシュ、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フューリアス・ファイヴ、LL・クール・Jはヒップホップ誕生50周年を記念したパフォーマンスを行った。

“Video Vanguard Award”を授与されたシャキーラもヒット曲のパフォーマンスを披露、まるでスーパーボウルのハーフタイムショーのような一幕もあった。シャキーラはKarol Gとともに、コラボ曲“TQG”で“Best Collaboration”を受賞した。

“Best K-Pop”に輝いたStray Kidsは名前が呼ばれた瞬間、非常に圧倒された様子だった。“Best New Artist”のアイス・スパイスは涙ぐみながら「オーマイゴッド、最高に素晴らしい…ブロンクスに感謝を」と観客に伝えた。世界中でヒットしたRemaとセレーナ・ゴメスの楽曲“Calm Down”は、新設された“Best Afrobeats”を受賞。

Remaは「今夜、アフリカが参上した。セレーナに感謝を。心の底から愛していると言いたい」とスピーチ。そして、Wizkid、Burna Boy、Davido、アフロビートの元祖フェラ・クティの名前を挙げ「私のために扉を開いてくれた人々に感謝します」と語った。スピーチを促されたゴメスは「素晴らしい曲に私を選んでくれてありがとう。ナイジェリアに愛を送ります。ありがとう!」と感謝を表した。

アニッタは“Best Latin”を受賞し、アワードを欠席したSZAは“Best R&B”に輝いた。2番目のノミネート数を誇る記録的な年だったが、SZAは“Artist of the Year”への候補入りを逃していた。

その他、Peso Pluma、デミ・ロヴァート、Metro Boomin、TXT、オリヴィア・ロドリゴらがパフォーマンスを披露した。

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※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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