【独占情報】アンジェリーナ・ジョリーとダグ・リーマンが新作スパイ映画『ザ・イニシアチブ』で再タッグ!

アンジェリーナ・ジョリーとダグ・リーマンが、かつて共演・監督としてタッグを組んだ『Mr. & Mrs. スミス』(2005年)以来となる、スパイを題材にした新たなスリラー作品で再び手を組むことが明らかになった。
複数のスタジオによる激しい争奪戦の末、ユニバーサルが本作『ザ・イニシアチブ(原題)』の権利獲得に向けて最終交渉を進めている。本作ではジョリーが主演、リーマンが監督、そして脚本はF・スコット・フレイジャーが担当する。
製作はRKフィルムズのジョー・ロスとジェフ・キルシェンバウム。近年、同社はNetflixのヒット作『ダムゼル/運命を拓きし者』(2024年)やソニーの大ヒット・ロマンティックコメディ『恋するプリテンダー』(2023年)を手掛けており、ジョリーとはディズニーの大作ファンタジー『マレフィセント』(2014年/2019年)シリーズで過去にタッグを組んだ実績がある。
本作は「スパイの世界を舞台にした『トレーニング デイ』(2001年)」と称されており、アンジェリーナ・ジョリーは“ブライト”という名の型破りな敏腕スパイを演じる。
彼女は組織の枠から外れて活動しており(映画のセオリー通り、より悪い者を倒すには悪い者が必要な時もある)、新米エージェントのチャーリーがチームに加わることで物語が動き出す。やがてチャーリーは、自分の新しい上司が自分を殺そうとしているのか、それとも自由な世界を守るためなら手段を選ばないだけなのか、判断がつかなくなっていく。
スタジオと製作陣はスピード感を持って進める意向で、2026年初頭の撮影開始を目指している。製作統括はユニバーサル側(製作開発担当 上級責任者ジェイ・ポリドロ/製作開発ディレクター トニー・デュクレ)により進められている。
ジョリーは近年、2021年の『エターナルズ』や『マレフィセント』シリーズといったファンタジー作品から、昨年のマリア・カラス伝記映画『マリア(原題)』のようなドラマまで幅広く出演している。今回の『ザ・イニシアチブ(原題)』は、ジョリーが『ソルト』(2010年)や『ツーリスト』(2010年)で見せた勢いとスタイリッシュさを備えたアクションスリラー時代への回帰となる可能性が高い。
ダグ・リーマン監督は昨年、『ロードハウス/孤独の街』と『インスティゲイターズ ~強盗ふたりとセラピスト~』の2作品を公開。『ロードハウス/孤独の街』はAmazon MGMで史上最大級のヒット作となり、『インスティゲイターズ ~強盗ふたりとセラピスト~』はApple TV+で配信された。
リーマンはユニバーサルとも縁が深く、2002年には『ボーン・アイデンティティー』で「ボーン」シリーズをスタートさせ、2017年にはトム・クルーズ主演の『バリー・シール/アメリカをはめた男』を手掛けている。
現在もクルーズが主演・製作を務める水中アドベンチャー大作『ディーパー(原題)』に携わっており、本作は特定の天候条件が必要なため撮影が延期されている(物語の全編が水上および水中で展開する)。さらに、クルーズ主演予定のユニバーサル製作の宇宙映画(タイトル未定)も進行中だ。
脚本を手掛けるF・スコット・フレイジャーはアクション映画界のベテランで、ニコラス・ホルトとアンソニー・ホプキンス主演の『アウトバーン』(2016年)や、ヴィン・ディーゼルが主演アクションヒーローとして復帰した『トリプルX:再起動』(2017年)などを執筆。昨年は、共同執筆者ジミー・ロウリーと共に企画したアドベンチャー映画『アウトデュールド(原題)』をAmazon MGMが落札して話題となった。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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