新作映画『ラッシュアワー4』始動か──ブレット・ラトナー監督が中国でロケ地視察
『ラッシュアワー4』の製作に向け、監督のブレット・ラトナーがドナルド・トランプ米大統領に同行し、中国を訪問したことが明らかになった。ラトナーにとって本作は、2017年以降初となる劇映画監督作となる。
新作映画『ラッシュアワー4』、中国でロケ地視察へ
米『ハリウッド・リポーター』によると、ブレット・ラトナー監督は、トランプ大統領が出席する中国・北京での首脳会談に合わせて中国を訪問。目的は、『ラッシュアワー4』のロケ地視察だという。
同作は、ジャッキー・チェンとクリス・タッカーが再び共演する人気バディアクションシリーズ最新作。配給はパラマウント・ピクチャーズが担当する。
ラトナーは2017年、複数の女性から性的不適切行為やハラスメントを告発され、以降ハリウッドの表舞台から距離を置いてきた。本人は一貫して疑惑を否定している。
メラニア夫人のドキュメンタリーでも話題に
近年のラトナーは、トランプ大統領の妻メラニア・トランプに密着したドキュメンタリー『メラニア』を監督。同作は今年1月に全米公開され、その後、Prime Videoで配信された。
また、今回の訪中には、トランプ政権との近い関係性も影響しているとみられている。現時点でラトナーが公式代表団の一員かどうかは明らかになっていないが、実業家のイーロン・マスクらも同席していると報じられている。
『ラッシュアワー4』復活を後押ししたパラマウント新体制
『ラッシュアワー4』をめぐっては、2025年にパラマウント・グローバルの新オーナーとなったデヴィッド・エリソン体制の影響も指摘されている。
業界内では長らく「シリーズ復活の興行的価値は高い」と見られていた一方で、ラトナー起用による批判的報道を懸念する声も少なくなかったという。
1998年公開の『ラッシュアワー』はラトナー監督の出世作となり、シリーズ3作品の世界興収は累計8億5,000万ドル(約1,342億円)を超えるヒットを記録している。
ラトナーは今年1月、『ハリウッド・リポーター』のインタビューで、「『メラニア』をハリウッド復帰の足掛かりにしたわけではない」と説明。「自分の戦略はずっと『ラッシュアワー4』を作ることだった」と語っていた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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