名優テッド・ダンソン、過去のブラックフェイスを猛省「残りの人生をかけて謝罪」
俳優のテッド・ダンソンが、1993年に行われたウーピー・ゴールドバーグの祝賀イベントで、メイクをして黒人をまねる「ブラックフェイス」姿で登壇したことについて、「残りの人生をかけて謝罪し続ける」と語った。
▼テッド・ダンソンがブラックフェイスを謝罪、イベント出演の背景とは

1993年当時、テッド・ダンソンとウーピー・ゴールドバーグは交際関係にあった。関係の終焉に伴いイベント辞退を申し出たダンソンだが、主催側から「チケットが完売しており、出演しなければ提訴する」と告げられたという。
コメディアンではない自分がステージで何をすべきか悩んだ結果、ダンソンは演劇的なアプローチとしてブラックフェイスを選択。当時、異人種間カップルだったふたりへの過度な報道に対する怒りもあり、ゴールドバーグの「差別をするのに汚い言葉を使う必要はない」という過去の発言にも飛びついてしまったという。ダンソンは、ポッドキャスト番組『Who’s With Me?』で「自分なら、人種関係について価値のある発言ができる」と、思い上がっていたと振り返った。
【動画】テッド・ダンソン、過去のブラックフェイスを激しく後悔
▼猛批判を浴びたステージと、その後の内省

しかしステージの反応は冷ややかで、激しい怒りを生む結果となり、当時のニューヨーク市長からも連絡が入るなど事態は深刻化した。ダンソンは当時、自身の「愛」という意図を免罪符にしようとしていたと認めつつ、次のように語っている。「意図は関係ありません。人々に与えた影響こそが重要なのです。本当に愚かで、身の程をわきまえておらず、人を傷つける間違った行為でした」
その後、ブラック・ライヴズ・マター(BLM)運動の高まりで当時の映像が再浮上した際、ダンソンはいくつかの企業案件から外され、恐怖を感じたという。しかし、俳優のジェーン・フォンダの紹介で人種差別問題に関する著書を持つヘザー・マギー氏と対話し、自身の特権意識を見つめ直す機会を得たそうだ。
ダンソンは、長年自身をかばい続けてくれたゴールドバーグへの謝意を述べるとともに、「何かを提供できると思い上がっていた傲慢さを許してほしい」と、改めて公に謝罪した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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