両親殺害の容疑者は実の弟…ロブ・ライナー監督の長男が胸中を初告白「なぜ止められなかったのか」
米映画監督ロブ・ライナー夫妻が殺害された凄惨な事件で、長男ジェイク・ライナーが事件後初となるメディア取材に応じた。
▼ロブ・ライナー監督の長男が語る、凄惨な事件の全貌

事件が発生したのは、現地時間12月14日。米『ABC 7 Los Angeles』の取材に応じたジェイク・ライナーによれば、第一発見者は妹のロミーだったという。通報直後の電話を振り返り、ジェイクは「ロミーから『お父さんが死んでる、お母さんが見つからない』と言われました。一瞬で頭が真っ白になりました」と、ショックを明かしている。
【動画】悲劇から8か月…ロブ・ライナー監督長男が初インタビュー
事件後、敷地内のゲストハウスに居た弟ニックが第1級殺人容疑で逮捕・起訴された。無罪を主張するニックは、信託基金の資金引き出しを試みているという。しかし信託側は、カリフォルニア州の「加害者排除法」(被相続人を殺害した者は相続権を失う法律)に基づき、要請を即座に拒否している。
ジェイクと妹ロミーは、弟ニックを正式起訴した大陪審ですでに証言台へ立っている。ジェイクは取材中、弟について「ニックは刑務所にいます。両親を肉体的に失い、さらにニックまで逮捕された。今や自分とロミーのふたりだけになり、自分たちの力でこの絶望を乗り越えていくしかなくなったんです」と吐露した。
▼遺された家族が抱える消えない怒り

また、事件から8か月が経過した現在の心境について、ジェイクは次のように語る。「あんな体験、実際に自分が当事者になるまで誰にも本当の辛さはわかりません。事件から8か月が経ちましたが、8年間のようにも、たった8分間のようにも感じられます。毎朝目を覚ますたび、容赦ない現実に引き戻されるからです」
さらに、胸の中で膨らみ続ける感情について「僕の場合、この感情は激しい怒りとなって表れます。なぜこんな理不尽な目に遭わなければならないのか、なぜ事件を止められなかったのか、手出しすらできなかった悔しさ。選択肢なんてなく、ただこの現実を受け入れるしかない。それが何より腹立たしくてたまらないんです」と語った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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