ケビン・コスナーの『Horizon』続編、第1作目の興行不振を受け8月の公開中止

ケビン・コスナーの西部劇映画『Horizon: An American Saga – Chapter 2（原題）』が、当初予定されていた8月16日の公開を中止した。

これは6月28日に公開された1作目の『Horizon: An American Saga – Chapter 1（原題）』の興行成績が振るわなかったことを受けて下されたものだ。

コスナーのテリトリー・ピクチャーズとニューライン・シネマは、観客が第1作目を発見する時間をより多く設けるために、この決定を下した。

第1作は7月16日にプレミアムVODでリリースされる一方で、劇場でも引き続き上映される。1億ドルの予算にもかかわらず、1作目の初週興行収入は1100万ドルにとどまり、シネマスコアはB-と低く、批評も賛否両論だった。これにより2週目の興行収入は51%も急落し、続編の公開戦略の再評価を促すことになった。

本プロジェクトに自己資金3800万ドルを投資し、全4部作の『Horizon』シリーズを計画しているコスナーは、1作目の視聴期間を延長することで観客の体験を向上させることを目指している。

彼の野心的な挑戦は、特に若い観客や彼のヒット作『イエローストーン』のファンなどの観客層にまだ響いていない。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのプラットフォーム全体にわたる大規模なプロモーション活動やカンヌ映画祭でのプレミア上映を含むマーケティングキャンペーンも、期待した効果は得られなかった。

ワーナー・ブラザースとニューラインは、第2作目の新しい公開日をまだ発表しておらず、シリーズの第3作目と第4作目の配給権も取得していない。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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