『ピーキー・ブラインダーズ』クリエイター、同シリーズ映画版の劇場公開に意欲

『ピーキー・ブラインダーズ』のクリエイターを務めるスティーブン・ナイトは製作中の映画版『ピーキー・ブラインダーズ』が劇場で公開されることを願っているようだ。
ナイトは『ザ・プレイリスト』(Webメデイア)のインタビューに応じ、数ヶ月前に撮影を終えた同作に豪華キャストが出演することを明らかにした。
彼は「私たちは12月13日に撮影を終えました」とした上で、「映画にはバリー・コーガンにティム・ロス、レベッカ・ファーガソン、そしてもちろんキリアン・マーフィーとスティーブン・グレアムも出演します。敢えて言いますが、出来栄えは驚くほどいい仕上がりです」と自信を覗かせた。
Netflixの人気シリーズ、『ピーキー・ブラインダーズ』は2013年から2022年に跨って6シーズンが放送されたが、同シリーズは昨年の6月に続編をシーズン7ではなく映画版という形で制作し、Netflixで公開する方針を明らかにしていた。しかしナイトは熱心なファンのために同作がNetflixだけでなく劇場でも公開されることを願っているそうだ。
「私はここまで『ピーキー・ブラインダーズ』を支えてくれたファンの皆さんには同じ屋根の下でこの作品を観てほしいんです。まだ計画の段階ではありますが、私は本当にみんなが一緒に集まってこの作品を観られるように、劇場で公開してほしいと思っていますよ」
米『ハリウッド・リポーター』はこの件に関してNetflixに問い合わせてみたが記事の公開時点で回答は得られていない。
『ピーキー・ブラインダーズ』は1900年台のバーミンガムに、帰還兵からギャングの親分となったトミー・シェルビー(演:キリアン・マーフィー)の生涯を描く物語である。映画はドラマの続編という位置付けのようで、トム・ハーパーがメガホンを握った。
昨年BBCラジオのトーク番組に出演したマーフィーはナイトと仕事をすることを楽しんでいるようで、ナイトから声が掛かれば「トミー・シェルビーが50歳になったって喜んで(『ピーキー・ブラインダーズ』に)出ますね」と述べていた。またナイトも更なる続編について「それを求めてくれる人がいて、私に語ることのできる物語があるのであれば、やらない手はありません」と意欲を語っている。
果たして同作を劇場のスクリーンで目にすることはできるのだろうか?
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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