Netflix『私のトナカイちゃん』主役が実在の人物特定に注意喚起 ―「作品の趣旨ではない」

Netflix『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX
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Netflixの大ヒットドラマ『私のトナカイちゃん』の製作者で、主演俳優のリチャード・ガッドがファンの間で広がる憶測に注意を呼びかけた。

ガッドの実体験をもとにした一人芝居を映像化した本作は、バーで働く売れない芸人のドニーが、孤独な女性マーサ(ジェシカ・ガニング)に紅茶を無料で提供したのち、数ヶ月にわたり狂気的なストーカー行為を受けるという物語。やがて2人の歪んだ関係は、周囲の人々にも影響を及ぼしていく。

リチャード・ガッド、『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX
リチャード・ガッド、『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX

ガッドは最近、米『Variety』に対し、「本作は私自身が実際に経験したことや、実在の人々からヒントを得ています。しかし法的、芸術的な理由から、完全に真実を再現することはできません。自分と他者を守るため、いくつかの事実関係を変更せざるを得ませんでした」と明かした。

一方で、ここ数日、本作の登場人物のモデルになった実在の人物を特定する動きがネットやメディアで広がっている。ガッドは先日、自身のSNSで以下のように投稿した。

『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX
『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX

「愛する人々、共に仕事をした人々、そしてショーン・フォーリーを含む私が尊敬する人々が、不当な憶測に巻き込まれています。実在の人物が誰なのかを推測するのはやめてください。それは本作の趣旨ではありません」

投稿でガッドが名指しした、ベテラン脚本家のフォーリーは、自身のX(旧Twitter)に「警察に通報し、私への名誉毀損、侮辱、脅迫的な投稿について捜査を進めている」と綴った。

『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX
『私のトナカイちゃん』写真: NETFLIX

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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