【全米映画ランキング】2026年映画『Michael/マイケル』、4週目で首位返り咲き——『ボヘミアン・ラプソディ』を超えた”伝説の数字”
アントワーン・フークア監督が手がけたマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』(2026年)が、公開4週目の週末(5月16〜18日)に北米興行収入2,630万ドル(約41億円)を稼ぎ出し、全米週末興行収入ランキングの首位に見事返り咲いた。配給はライオンズゲートとプロデューサーのグレアム・キング。
前週トップだった『プラダを着た悪魔2』からトップの座を奪い、世界累計は7億390万ドル(約1,112億円)に到達。2026年の北米映画市場で『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』に次ぐ、2本目となる7億ドル超えを達成した。
マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael/マイケル』(2026年公開)が塗り替えた音楽伝記映画の歴史

先週、『Michael/マイケル』は『ボヘミアン・ラプソディ』の北米生涯興収を上回り、インフレ調整なしで北米における音楽伝記映画の歴代興収1位に輝いた。公開4週目での首位返り咲きは、近年の大作映画でも極めて異例の快挙だ。北米累計は2億4,280万ドル(約383億円)、海外は4億2,110万ドル(約665億円)で、海外配給を担うユニバーサルの手腕も光っている。

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▶ 今週末の首位返り咲きを後押しした3つの要因
①IMAXスクリーン奪還 人気ゲームシリーズの実写映画最新作『モータルコンバット/ネクストラウンド』の成績が目標には届かず(2週目に前週比67%減・1,340万ドル/約21億円)、空いたIMAX枠を『Michael/マイケル』が再び確保した。
②『トップガン』40周年記念上映との相乗効果 第1作と『トップガン:マーヴェリック』の2本立て特別上映(北米310万ドル/約4.9億円、全世界680万ドル/約10.7億円)がIMAXおよびPLF(プレミアム・ラージ・フォーマット=大型高品質スクリーン)で展開され、プレミアム上映の活況が『Michael/マイケル』にも波及した。
③IMAXとの強固なパートナーシップ 今週末のIMAX貢献額は520万ドル(約8.2億円)。世界IMAX累計は6,000万ドル(約94.8億円)を突破した。
今週末の北米興行収入ランキング
- 『Michael/マイケル』 約41.2億円
- 『プラダを着た悪魔2』 約28.4億
- 『オブセッション(原題:Obsession)』 約25.4億円
- 『モータルコンバット/ネクストラウンド』約21億円
- 『ひつじ探偵団』約14.7億円(ヒュー・ジャックマン主演)
- 『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』約7.3億円
- 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』約6.1億円
- 『トップガン 40th Anniversary』約4.8億円
- 『イン・ザ・グレイ(原題:In the Grey)』 約4.7億円(ヘンリー・カヴィル主演)
- 『イズ・ゴッド・イズ(原題:Is God Is)』 約3.5億円
※1ドル158円で換算しています。
『プラダを着た悪魔2』は『バービー』以来最大の女性主人公映画に

デヴィッド・フランケル監督の『プラダを着た悪魔2』(20世紀スタジオ・ディズニー)は北米2位、週末1,800万ドル(約28億円)を記録。メリル・ストリープ、アン・ハサウェイら豪華キャストを擁する本作の世界累計は3億7,050万ドル(約585億円)に達し、そのうち海外が3億7,000万ドル(約584億円)を占める。IMAXでの上映はないものの、『バービー』以来最大の女性主人公映画として快走中だ。
26歳の新鋭カリー・バーカー監督、ホラー映画『オブセッション』が予測超えの好スタート
ホラー映画『オブセッション(原題:Obsession)』は2,615館という控えめな規模で公開し、1,610万ドル(約25億円)を稼ぎ出した。事前予測の1,000〜1,200万ドル(約16〜19億円)を大幅に超える好スタートで、ロッテン・トマトでは批評家・観客ともに94%という高スコアを獲得している。
監督のカリー・バーカーは現在26歳。YouTubeのスケッチコメディチャンネル「That’s a Bad Idea」で熱狂的なファンを獲得したのち、わずか800ドル(約12万6,000円)で制作したファウンド・フッテージ映画『ミルク&シリアル(原題:Milk & Serial)』がバイラルヒットを記録。一躍業界の注目を集め、大手タレントエージェンシーのUTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)と契約を結んだ。本作はトロント国際映画祭での入札合戦の末、フォーカス・フィーチャーズが買い付けた作品だ。
来週は『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が全世界公開

『Michael/マイケル』の快走も、今週末のメモリアルデー連休(米国の祝日で5月最終月曜日。映画界における最大の興行ピークシーズンの一つ)に全世界公開されるディズニーの超大作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』によって転換点を迎えそうだ。IMAXをはじめとするPLFスクリーンの大半がこの作品に移行する見通しで、『Michael/マイケル』が王座を守り続けられるかが注目される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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