続編を拒絶するタランティーノへ!『トイ・ストーリー5』制作陣から挑戦状「観なきゃ損」
現地時間6月9日、映画『トイ・ストーリー5』のプレミア上映会がロサンゼルスで開催され、ウッディ役のトム・ハンクスら主要キャストが集結。シリーズ最新作では、子どもたちを夢中にさせるデジタル端末とおもちゃの対立が描かれるが、その盛り上がりの一方で、制作陣がぜひ観てもらいたい“特別な観客”がいる。熱心な『トイ・ストーリー』ファンとして知られる映画監督、クエンティン・タランティーノだ。
▼タランティーノが語った名作『トイ・ストーリー3』への思い

タランティーノはこれまで、『トイ・ストーリー』シリーズへの愛情をたびたび公言してきた。なかでも2010年公開の『トイ・ストーリー3』については、「映画史上最高の作品の一つ」と高く評価している。
しかし2024年、米テレビ番組に出演した際には、「(3作目で)これ以上ないほど完ぺきに物語を終わらせたんだ。だから、その先が良い出来だろうが、俺は興味がない。あれで終わりだ」と発言。シリーズの続きを観るつもりはないと明言した。
▼『トイ・ストーリー5』チームが示す自信

こうしたタランティーノの発言について、シリーズ第4作からフォーキー役声優として参加しているトニー・ヘイルは、米『ハリウッド・リポーター』の取材でピクサー作品への揺るぎない信頼を語った。「ピクサーは駄作を作らない。語るべき物語がなければ、新しい映画なんて作らないんだ。今回の『デジタル vs おもちゃ』というテーマを見てほしい。タランティーノにも、ピクサーを信じて飛び込んできてほしいね」
また、ピクサーのピート・ドクターCCOも、タランティーノの姿勢に理解を示しながら、「彼の映画のセンスは抜群だし、自分の意志を曲げない姿勢は好きだよ」とコメント。さらに、ピクサー社長のジム・モリスは「彼の信念は尊重するが、最新作を少しでも観てもらえれば失望はさせない」と自信をのぞかせた。
▼「アンディの物語は終わったが、ボニーの物語は続く」

シリーズ全5作の脚本を手がけてきたアンドリュー・スタントン監督は、タランティーノの意見を尊重しつつも、新作には新たな物語としての価値があると強調する。「それは彼の自由だ。確かに『アンディの時代』は3作目で終わった。でも、今はボニーとの新しい3部作が動いているんだ。観ないなら、彼が損をするだけさ」
さらにプロデューサーのリンジー・コリンズも、「クエンティン、女の子の子ども部屋の物語は見たくないの?」とユーモアを交えて呼びかけた。
映画『トイ・ストーリー5』は、7月3日より全国公開される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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