Ado、米大手WMEと契約 ワールドツアー成功を追い風に海外展開を加速
10代で日本の音楽シーンを席巻し、現在も国内外で高い人気を誇る歌手Adoが、米大手タレントエージェンシーWME(William Morris Endeavor)と契約したことが分かった。契約は日本を除く全世界での活動を対象としており、今後の海外展開をさらに強化していく見通しだ。
Ado、WMEとグローバル契約を締結
米『ハリウッド・リポーター』によると、AdoはWMEとグローバルマネジメント契約を締結した。対象地域は日本を除く全世界で、ライブや音楽活動を含む幅広い分野でサポートを受けることになる。
現在23歳のAdoは、自身を「歌い手」と位置づけるアーティストとして知られる。インターネット上で活動を始め、10代で音楽チャートの頂点へと駆け上がった。デビュー以降も素顔を公にしておらず、その独自のスタイルと圧倒的な歌唱力で国内外のファンを魅了している。
世界ツアーで50万人超を動員
Adoは近年、J-POPアーティストとしては珍しく積極的な海外展開を続けている。
2025年に開催された「WORLD TOUR 2025 “Hibana”」では、5大陸34公演で50万人以上を動員。米ロサンゼルスのアリーナ公演や、ニュージャージー州の大規模会場公演も完売するなど、海外での人気の高さを証明した。
今年にはロサンゼルスで開催された音楽フェス「ジパング」のヘッドライナーも務めた。同イベントは北米最大級のJ-POPフェスティバルとして開催され、Adoの所属事務所Cloud Nineと音楽イベント会社Goldenvoiceが共同で主催している。
さらに今夏には、米シカゴで開催される大型音楽フェス「ロラパルーザ」への出演も予定されている。
日本でも快進撃 女性ソロ初の快挙へ
国内でもAdoの勢いは衰えていない。
これまでに約6万人を収容する国立競技場でライブを開催しており、来月には同会場で2公演を実施予定。また8月開催の音楽フェス「サマーソニック」ではヘッドライナーを務めることが決定しており、女性ソロアーティストとしては史上初の快挙となる。
自身初の実写ミュージックビデオも話題に
Adoは今年、自身が作詞を手がけた楽曲「ビバリウム」をリリースした。同曲は作家・小松成美による評伝『ヴィヴァリウム Adoと私』から着想を得た作品で、書籍には約3年にわたる本人インタビューが収録されている。
また、「ヴィヴァリウム」のミュージックビデオはAdoにとって初の実写作品として注目を集めた。映像には本人も登場しているが、正面から顔を映すことはなく、影や横顔、短いカットを中心に構成されている。
『ブルーロック』実写映画の主題歌も担当
Adoの次なる新曲「モンストロ」は、人気サッカー漫画『ブルーロック』の実写映画版主題歌に起用される。同作は8月7日に日本公開を予定している。
今回の契約は、WMEにとって今年2組目となる大型J-POPアーティストとの提携でもある。同社はすでにNumber_iとも契約しており、日本の音楽市場から世界へ進出するアーティストの支援を強化している。
世界第2位の規模を誇る日本の音楽市場では、これまで国内中心だったビジネスモデルから海外展開へと舵を切る動きが加速している。AdoやNumber_iは、その流れを象徴する存在として注目を集めている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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