『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』アニメーター、ルイス・デ・ラ・ロサ氏が34歳で死去――アヌシー映画祭中に列車事故で
メキシコ出身のアニメーター兼イラストレーターで、バンクーバーを拠点に活動していたルイス・デ・ラ・ロサ氏が、フランスで開催されているアヌシー国際アニメーション映画祭への参加中に列車事故で死去した。34歳だった。
デ・ラ・ロサ氏は、現地時間6月24日(水)の夜、市中心部の駅近くで特急列車と接触した。26日(金)、アヌシー国際アニメーション映画祭の主催者は米『ハリウッド・リポーター』に対して事故の発生を認めており、警察は死因の特定に向けて捜査を進めている。
事故については、仏『ル・ドーフィネ・リベレ』紙が最初に報じた。同紙によると24日の夜、アリスティード・ブリアン通り沿いの線路付近で、救急隊がデ・ラ・ロサ氏の救助活動にあたったが、その場で死亡が確認された。救急隊が現場に到着した際、デ・ラ・ロサ氏は映画祭の参加証を身につけていたという。
1991年にメキシコで生まれたデ・ラ・ロサ氏は、バンクーバー・フィルム・スクールを卒業後、2016年からバンクーバーを拠点に2Dアニメーターとして活動していた。
これまでにワイルドブレイン、ティットマウス、アトミック・カートゥーンズ、ケイオス・エンポリアムなどのアニメーションスタジオで活躍。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023年)、『スペース・プレイヤーズ』(2021年)、『カルメン・サンディエゴ』(2019年~)、『パパはバウンティハンター』(2023年~)などに参加した。
また、テレビアニメシリーズ『くもりときどきミートボール』シリーズ(2009年~)、『アーチボルドの大冒険』(2019年)、リブート版『アニマニアックス』(2020年~)にも携わるなど、幅広い作品で活躍していた。
現地時間6月27日(土)に行われる映画祭の閉会式では、デ・ラ・ロサ氏を追悼する式典が実施される予定だ。同映画祭アーティスティック・ディレクターのマルセル・ジャン氏が追悼の言葉を述べるほか、デ・ラ・ロサ氏が手がけた作品の映像も上映されるという。
デ・ラ・ロサ氏は最新作『Ash Raider World(原題)』をマーケット部門で発表するために同映画祭を訪れており、自身のInstagramも更新していた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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