『ウォーキング・デッド:デッド・シティ シーズン3』、キャスト陣&ショーランナーにインタビュー! ジェフリー・ディーン・モーガン「今年はニーガンの新しい一面が見られる」
『ウォーキング・デッド』ユニバースの人気スピンオフシリーズ『ウォーキング・デッド:デッド・シティ シーズン3』が、7月27日よりU-NEXTで独占配信される。配信開始を前に、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガン、マギー役のローレン・コーハン、そしてショーランナーのセス・ホフマンにオンラインインタビューをおこなった。
『ウォーキング・デッド:デッド・シティ シーズン3』でマギーとニーガンの関係は新章へ

全11シーズンにわたって世界中のファンを熱狂させた『ウォーキング・デッド』。その中でも特に複雑な関係性で知られるマギーとニーガンのその後を描く『デッド・シティ』は、崩壊後のマンハッタンを舞台に、新たなサバイバルと人間ドラマを展開してきた。
新シーズンでは、愛する息子ハーシェルが敵対組織“ダーマ”の影響下に置かれる中、マギーが再び宿敵だったニーガンに協力を求めることになる。
「ニーガンとマギー、双方の新しい一面が見えてくる」
ーーニーガンはシリーズ全体を通じて最も複雑な変化を遂げたキャラクターの一人です。あなた自身は今のニーガンをどう定義しますか?
ジェフリー・ディーン・モーガン(以下、ジェフリー):今年はニーガンのまた新しい一面が見られると思います。マギーがニーガンを今までとは違う目で見るようになることで、二人の関係が前進していきます。ニーガンの新しい側面が見えるのと同時に、マギーの新しい側面も見えてくる——そしてそちらの方が大事かもしれません。
ローレン・コーハン(以下、ローレン):同じくらい大事だと思う。
ジェフリー:いや、マギーの方が大事。
ローレン・コーハン、監督業との両立を語る
ーーローレンさんは、シーズン2ではエピソード6でメガホンを取られましたね。監督と俳優を同時にこなすうえで最大の違いはどこにありましたか?
ローレン:とにかく準備量がまったく違いました。でも楽しかったです。ジェフリーも頭の中でいろんな歯車が回っているのを感じていたと思います。周りのサポートも手厚く、シーズン開始の何ヶ月も前からわかっていたので、できるだけ早く俳優としての準備を進めながら、監督モードに切り替えられるようにしていました。撮影当日は一日中エンジン全開で、翌日の準備も常にしている状態。でも本当に楽しかったです。アクションシーンが多いエピソードでしたが、感情的な深みもあって——それが私のウォーキング・デッドで好きな二つの要素なんです。エピソード6では、ジェフリーと私のこれまでで一番好きな演技シーンの一つがあって、それを監督もできた。本当に最高の瞬間の一つでしたね。
ジェフリー:おもしろかったのは、ローレンが自分のシーンは一発撮りしかしないって決めていたこと。僕なら30テイクはやるのに。
ローレン:だから監督をやりたかったんです。(笑)
「フランチャイズ史上、誰も見たことがないものを」
ーーセスさんは、本家『ウォーキング・デッド』のレガシーを引き継ぎながら、本作を独自の作品として確立しようとされています。そのバランスを見つけるうえで最大の挑戦は何でしたか?
セス・ホフマン(以下、セス):シーズン3で目指したのは、オリジナル作品のファンが好きになったあの感覚を取り戻すことでした。ファンが愛したキャラクターをそのままに、でもこれまで行ったことのない新しい場所へ連れて行く。そしてウォーキング・デッド・フランチャイズの歴史の中でも、これまで見たことのないものをこのシーズンで見せる——それが私のミッションでした。ファンに見てもらうのが本当に楽しみです。
ジェフリー:セスは本当にいい仕事をしてくれました。
高所アクションの裏側「最初は本当に怖かった」
ーーローレンさんとジェフリーさんは、これまで長年、ウォーカーや人間たちと戦ってきましたね。このシリーズ全体を通して、特に印象に残っているアクションシーンはありますか?
ジェフリー:シーズン1で、高いところを走り回ったシーンかな。
ローレン:ああ、あれは好きだった!最初は嫌だったけど、最終的には大好きになった。
ジェフリー:嫌がってたよね(笑)。ジップラインもやったし楽しかったんだけど。
ローレン:私たちが笑っている理由は、高いところで撮影したからです。何て言うんだっけ?
ジェフリー:古いフェリーターミナル。そこ撮影したんですが、プラットフォームじゃなくて、地上約6メートルの鉄骨の梁の上を走り回ったんです。下にはゾンビがいて。ハーネスはつけていたんですが、それでもAからBに移動しなきゃいけない。ローレンは最初「大丈夫、できる、できる」って言いながら上がったら「無理、無理」ってなって(笑)。でも自分を鼓舞して、最終的にはやり遂げた。その過程を見てるのがおもしろかったです。
ローレン:高いところって、初めてそこまで高い場所に立ったとき、体が勝手に反応するんですよね。コントロールできないくらい。でも乗り越えました。
『ウォーキング・デッド』を象徴する忘れられないセリフ
ーー最後にお三方それぞれに伺いたいのですが、これまでのエピソードの中で、ご自身のキャラクターでも他の方のものでも、特に心に残っているセリフはありますか?
ローレン:フランチャイズ全体から選んでいいですか?私がいつも思い出すのは、マギーが初めて妊娠を知ったときのセリフです。「生きることを怖れたくない」という言葉。あれは『ウォーキング・デッド』の本質を表していると思うし、なぜこの作品が世界中で共感を呼ぶのかを語っています。人生は常に壁を用意してくる。でもそれはあなたを成長させるための挑戦。子どもを持つこと、経験すること、世界に出ること、未来への希望を作り続けること——私はいつもあのセリフに立ち返ります。短い質問への長い答えになってしまいましたが(笑)。
ジェフリー:私には答えられません。私のセリフはほぼ全部R指定なので(笑)。バンパーステッカーになってるくらいですから。今シーズンも気に入ったセリフはあるんですが、今はなかなか思い浮かばなくて。ニーガンらしいセリフはどれも口に出せないものばかりで。
セス:私が関わってきた作品の中には、セリフがとても重要なものもありました。でもウォーキング・デッドはセリフよりも感情で語る作品です 「正気な狂気(シーズン4・第14話)」でのキャロルの(リジーに「お花を見て」と言いながら、涙をこらえて引き金を引く)シーンのような、大きな感情——それがこの作品への関わりの中で私の中に生き続けています。
ローレン:エイブラハムのセリフも好きなのが多いですよね。本当に印象的なのが多くて。「Dolphin smooth(※)」とか(笑)。
※シーズン5・第5話でエイブラハム・フォードがロジータに向けて言ったセリフ「Maybe I’ll let you shave me down all over. Dolphin smooth.(全身剃らせてやってもいいぞ。イルカみたいにつるつるにな)」より。放送後に「#dolphinsmooth」が世界中でトレンド入りするほど話題になった。
『ウォーキング・デッド:デッド・シティ シーズン3』

『ウォーキング・デッド:デッド・シティ シーズン3』
7月27日(月)よりU-NEXT独占配信
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(取材・文・動画/齋藤彩加)
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