『ソーシャル・ネットワーク』続編は拒否?ジェシー・アイゼンバーグがザッカーバーグ役に抱く複雑な胸中とは
映画『ソーシャル・ネットワーク』で知られる俳優のジェシー・アイゼンバーグが現地時間4日、チェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(KVIFF)のトークイベントに登壇。かつて演じたMeta(旧Facebook)のCEOであるマーク・ザッカーバーグに対する現在の複雑な胸中を明かし、会場の注目を集めた。
▼ジェシー・アイゼンバーグが語る、ザッカーバーグ役の過去と現在の心境

名作『ソーシャル・ネットワーク』でザッカーバーグを演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。当時はザッカーバーグについて世間の認知度が低かったため、単に「面白いキャラクター」として捉えて演じていたという。しかし、現在ではその存在があまりにも巨大化してしまった。
【動画】KVIFFのトークイベントに登壇したジェシー・アイゼンバーグ
アイゼンバーグは、ザッカーバーグと結びつけられて比較され続けることへの苦痛を吐露。続編『The Social Reckoning(原題)』への出演についても「もうあの映画をやりたいとは思いません」ときっぱり否定した。さらに「あのウェブサイトを作った人物は、他人のことを思いやれる人間ではないと気づきました。もし彼がこの世界の創造主だというなら、そんな世界には住みたくありません」と、辛辣な本音を付け加えている。
▼徹底したSNS嫌いの理由と人生における「特別な経験」

私生活において一切のSNSを利用していないアイゼンバーグは、公の場で自分の話をすること自体に気恥ずかしさを覚えると告白。SNSは「恐怖でしかない」と語り、日常の些細な出来事をわざわざ世界に発信するネット文化への嫌悪感をユーモアを交えて表現した。
【画像】KVIFFで「プレジデント・アワード」に輝いたジェシー・アイゼンバーグ
イベントの終盤にファンから「魔法のような経験」について問われると、過去に一度だけLSD(幻覚剤)を試して動けなくなった失敗談を明かして会場を沸かせた。そして、「もうひとつは子どもを授かったこと。この世界に新しい命を誕生させ、喜びも苦しみも分かち合いながら育てること。この2つが私の人生における最も特別な経験です」と語り、父親としての深い愛情をのぞかせた。
▼豪華キャストが集結、A24が配給する監督最新作
俳優として確固たる地位を築く一方で、近年はクリエイターとしても高く評価されているアイゼンバーグ。監督・脚本を務める待望の新作映画『The Debut(原題)』が、今秋に気鋭のスタジオA24の配給で全米公開される予定だ。
【動画】ジェシー・アイゼンバーグ監督最新作『The Debut(原題)』予告編
本作には、ジュリアン・ムーアやポール・ジアマッティといった実力派の豪華キャストが出演を名を連ねている。アイゼンバーグ自身も出演を果たすだけでなく、劇中で使用されるミュージカル楽曲の作詞・作曲まで手がけているという。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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