黒島結菜、映画『未来』公開記念舞台挨拶で呼びかけ「皆で、いい未来をつくっていきましょう」
俳優の黒島結菜が主演の映画『未来』の公開記念舞台挨拶が2026年5月9日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開催された。黒島は共演の山﨑七海、細田佳央太、近藤華、北川景子、瀬々敬久監督、原作者の湊かなえとともに登壇。撮影から約1年半を経ての公開に、「長かったけれど、取材などで作品を通して伝えたいことを再確認できた。見ていただけてうれしい」と感慨に浸った。
湊かなえのデビュー10周年に刊行された同名ミステリー小説が原作。複雑な環境で育ちながら教師になる夢をかなえた真唯子が、似たような境遇にある生徒の章子を救おうとしながら互いに生きる希望を見いだそうとする物語だ。

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未来
人生で大切にしたいものを問われた黒島は、「自分の機嫌を自分で取れるようになりたい」と回答。その理由を聞かれ、「宣伝を通して自分と向き合うことが多かった。周りの人を助けたくても、余裕がないと手を差し伸べられない。忙しい時にどう自分をハッピーにするか、自分を大事にするところから始めたい」と語った。
章子の母親役の北川景子は、同じ質問に「不規則な仕事をしているので、家族と過ごす時間を大事にしたい」と笑顔。ゴールデンウイークは、夫で歌手のDAIGOと休日を合わせ軽井沢に家族旅行に行ったそうだが、「山に登ったり、川魚を獲ったり、子供たちが喜ぶことが大事だけれど、夫婦でへとへとになりました」と苦笑交じりに明かした。

また、夢に見る未来については黒島が「何より平和な世の中になってほしい。一人一人が隣にいる人を大切にするだけでも、それが未来につながると信じている」と真摯に話した。北川も同意しつつ、「子供が還暦の姿を見たい。そうなると私は94歳まで生きることになるので、健康で迎えられるように頑張ります」と壮大な夢を披露した。
瀬々敬久監督は、「声を上げた子どもに対し、大人がどう応えられるかということに挑んだ。そういう状況は多方面であるから、どう先に進めていくかが問われていると作りながら感じた。筋(ストーリー)を知っていて何回見てもグッとくるものがあります」と自信の弁。そして黒島が、「家族や近くにいる人と共有してほしい映画。見終わって、今の社会について考える時間になったらうれしい。皆で、いい未来をつくっていきましょう」と呼びかけた。

取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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