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【インタビュー】『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレットが語る、人体爆裂の誕生秘話と花嫁グレースの新たな物語

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『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット(レディオ・サイレンス) ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
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リベンジ・アクション映画『レディ・オア・ノット』の続編『レディ・オア・ノット2』が8月14日(金)に劇場公開される。血まみれの「かくれんぼ」を生き延びた花嫁グレースが、再び生死を賭けたサバイバルゲームに挑む。

最新作では、グレースと疎遠になっていた妹フェイスが新たに物語へ加わる。選ばれし名家が覇権を争う禁断の領域を舞台に、悪夢のバトル・ロワイヤルが幕を開ける。

血に染まった“ゲーム”を奇跡的に生き延びた花嫁グレース(演:サマラ・ウィーヴィング)。だが、悪夢はまだ終わっていなかった。その生還劇は闇に潜む、世界の支配者たちの目に留まり、彼女は再び標的として選ばれる。新たな舞台は、選ばれし名家が覇権を争う禁断の領域〈カウンシル〉。そこでグレースを待ち受けていたのは、想像を絶する、絶対に勝ち抜かなければならない殺戮ゲームだった!

前作に続いて監督を務めたのは、映画製作集団“レディオ・サイレンス”のマット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットだ。『スクリーム』(2022)『スクリーム6』(2023)『アビゲイル』(2024)を経て、約6年ぶりに『レディ・オア・ノット』の世界へと戻ってきた。

この度、ハリウッド・リポーター・ジャパンは、マット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレットにインタビューを行った。

“レディオ・サイレンス”の共同製作スタイル、サマラ・ウィーヴィングとキャスリン・ニュートンの共演、そして人体爆裂の誕生秘話について話を聞いた。

“レディオ・サイレンス”の哲学「映画製作で重要なのは支え合うこと」

――“レディオ・サイレンス”という映画製作集団は、どのように機能しているのでしょうか。

タイラー・ジレット (以下、タイラー):“レディオ・サイレンス”の基盤は、前作『レディ・オア・ノット』で築かれました。何か作る過程で素晴らしい経験をしたとき、そのいい部分をできる限り早く再現したくなるものです。そして『レディ・オア・ノット』で、私たちはあるコラボレーションのあり方を発見し、それがあの体験を素晴らしいものにしてくれた。『レディ・オア・ノット』以降にやってきたことはすべて、何らかの形でこのグループのヴォルトロン的(合体ロボット的)バージョンとして取り組んできたものです。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

制作プロセスにおいて重要なのは、互いに支え合うことです。映画制作のプロセスは混沌としており、不安を煽ることもあります。あらゆる面で大きなプレッシャーがかかります。心から互いを愛し合い、支え合い、可能な限り優しいやり方でプロジェクトを最高のものにしようという共通の目標を持っている人々の集団があるということが、私たちにとって何より大事なんです。

――デヴィッド・クローネンバーグが出演していますが、撮影現場で影響を受けたことや、印象に残っているエピソードを教えてください。

タイラー:デヴィッドと仕事をする中で、彼の映画づくりへの姿勢が自分のDNAに染み込んでいくような感覚でした。デヴィッドから学んだのは、恐れずにリスクを取り、限界を超え続けること。そして、観客が不安になるほど暗闇の淵まで導くことを恐れない姿勢です。

デヴィッドは、まさにボディ・ホラー界の“ゴッドファーザー”です。ホラーファンである私たちにとって、そんなレジェンドと一緒に仕事ができたことは夢のような経験でした。彼と一緒に作品を作れたことは大きな誇りであり、キャリアの中でも特別な作品になりました。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

壊れゆく夫婦から、絆を取り戻す姉妹へ

――主人公グレースと妹フェイスの姉妹関係は、本作の大きな見どころの一つです。二人の関係を通してどのようなドラマや感情を描こうと考えたのでしょうか。

マット・べティネッリ=オルピン(以下、マット):グレースとフェイスの姉妹関係は、私たちが最もワクワクした要素の一つです。『アビゲイル』でキャスリン・ニュートンと仕事をしたとき、グレース役のサマラ・ウィーヴィングに似た魅力があると感じたんです。一方で、二人は対照的な個性も持ち合わせている。その共通点と違いが絶妙なバランスになっていて、二人が共演したら面白い化学反応が生まれると感じました。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

前作ではグレースとアレックス夫妻の絆が、少しずつ壊れていく様子を描きました。今回描きたかったのはその真逆です。ゼロから始まった姉妹の関係が、ぶつかり合いながら少しずつ絆を取り戻していく。一歩進んでまた一歩下がるという、姉妹ならではの距離感を大切にしました。

口論と仲直りを繰り返しながら、命を狙われる極限状態に置かれることで、二人の絆はより深まっていきます。サマラとキャスリンが見事に演じ切ってくれたことで、心に残る姉妹の絆を描くことができたと思います。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

――『レディ・オア・ノット』の両作とも素晴らしい助演陣が揃っています。今回はキャストをどのように構築していきましたか。

タイラー:キャストを揃えるというのは、難題になり得るし、その難しさはプロセスの一部です。私たちがアンサンブルキャストを深く大切に考えているからこそ、難しいのです。どんなに小さな役でも、すべての役を真剣に捉えている。私たちは非常に選択的で、それぞれの役に多くの思考を注ぎ込みます。なぜなら、単なる使い捨てのキャラクターを作っているように感じさせないことが私たちにとって重要だからです。

誰がこの映画に出演するかは、私たちにとって本当に重要なこと。ぴったりの人を見つけたいし、誰かをキャスティングすると判断するときには、「本当にこの人が適任だ」と信じられるかを確かめたい。それらすべてを処理するには時間がかかります。これまでの経験上、映画は無理やり作り出さなければならないものであり、常に身の丈以上のことに挑戦しているようなものです。映画をスタート地点まで導き、ゴールまで導く意志が必要です。多くの場合、それは映画の30%しか完成していない状態で準備に入り、撮影開始までに90%まで持っていけることを願うことを意味します。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

人体爆裂の誕生秘話──“レディオ・サイレンス”が語る発想の原点

――『レディ・オア・ノット』シリーズや『アビゲイル』では、人が爆発するゴア描写が印象的です。あのシーンはユーモアとインパクトが絶妙に融合していて、とても魅力的だと感じました。アイデアはどこから生まれたのでしょうか? また、爆発シーンをどのように演出し、映像として成立させようと考えたのか、こだわりや工夫についても教えてください。

マット:『レディ・オア・ノット』の爆発シーンは、実は予算の制約から生まれたアイデアでした。「どうやって死なせるか」を考えていたら、脚本家のガイ・ビューシックとR・クリストファー・マーフィが隕石が落ちてくるなど色んなアイデアをくれました。その中で、僕たちが一番惹かれたのが、「人間が爆発する」という案です。あれが最もショッキングで、観客に強烈なインパクトとカタルシスを与えられると感じたんです。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

そこからは、「このアイデアをどう技術的に実現するか」という挑戦が始まりました。『レディ・オア・ノット』で挑戦した後、今度は新しい形でそのアイデアを発展させたいと思っていました。そこから、『アビゲイル』で吸血鬼を爆発させたら面白いんじゃないかと。そして『レディ・オア・ノット2』を制作することになり、「人体爆裂三部作になったな」と思いました。すでに2作品で爆発シーンを見てきた観客にも、新たな驚きと楽しさを届けなければならない。その点は大きなチャレンジでした。

――前作『レディ・オア・ノット』以降に、『スクリーム』や『アビゲイル』など話題作を手がけてこられましたが、そうした経験は本作を制作する上で、どのような変化や影響を与えたと考えていますか。

タイラー:続編ではスケールアップすることは当然だと考えていました。本作のストーリーを固めるまでに6、7年の時間がかかったんです。続編は規模が大きくなる一方で、作品の感情的な核が薄れてしまうことも少なくありません。本作ではスケールを広げながら、前作が持っていたハートや感情の部分だけは失いたくありませんでした。そのために、「この物語で最も大切なものは何か」を何度も問い続けたのです。

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

私たちは、グレースというキャラクターをもっと深く掘り下げたいと考えました。彼女は前作で多くの観客に愛された存在です。続編のアイデア自体は初期段階からありましたが、『アビゲイル』でキャスリンと仕事をしたことで、姉妹の絆や愛を描くべきだという方向性が明確になりました。

【作品情報】

『レディ・オア・ノット2』 

『レディ・オア・ノット2』監督マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレットにインタビュー
『レディ・オア・ノット2』 写真: ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

<STORY>
血に染まった“ゲーム”を奇跡的に生き延びた花嫁グレース(演:サマラ・ウィーヴィング)。だが、悪夢はまだ終わっていなかった。その生還劇は闇に潜む、世界の支配者たちの目に留まり、彼女は再び標的として選ばれる。新たな舞台は、選ばれし名家が覇権を争う禁断の領域〈カウンシル〉。そこでグレースを待ち受けていたのは、想像を絶する、絶対に勝ち抜かなければならない殺戮ゲームだった!

■原題:Ready or Not 2 : Here I Come
■監督:マット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット(レディオ・サイレンス)
■出演:サマラ・ウィーヴィング、キャスリン・ニュートン、サラ・ミシェル・ゲラー、デヴィッド・クローネンバーグ、イライジャ・ウッドほか
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■公式サイト:www.searchlightpictures.jp/ movies/readyornot2
2026年/アメリカ映画/scope/R15+/上映時間:1時間48分 ©2026 Searchlight Pictures. All Rights Reserved. 

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