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エド・シーラン、マサチューセッツ公演が悪天候で中止――マックルモア降板騒動の最中で

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エド・シーラン、マサチューセッツ公演が悪天候で中止
エド・シーラン 写真:Paras Griffin/Getty Images for for iHeartRadio
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現在全米を回っているエド・シーランの「ループ・ツアー」は、現地時間9月25日(金)と26日(土)にマサチューセッツ州のジレット・スタジアムで予定されていた2公演が、悪天候のため中止となった。

ツアー主催者のメッシーナ・ツーリング・グループは25日、「この週末にかけて、ボストンおよびニューイングランド全域で発令されている悪天候警報を受け、地元当局と協議した結果、ジレット・スタジアムでのエド・シーランのコンサートを中止するという苦渋の決断を下しました。ファン、スタッフ、そして公演に関わるすべての人々の安全を最優先に考慮した決定です」との声明を発表した。

今回のシーランの「ループ・ツアー」は、さまざまな騒動に見舞われている。

今月、アメリカ公演でオープニングアクトを務めていたラッパーのマックルモアが、ニュージャージー州での公演中に「Free Palestine(フリー・パレスチナ)」と発言したことなどをめぐり、ツアーから外される事態となった。

マックルモア
マックルモア 写真:Getty Images

この背景には、ユダヤ系の会場オーナーらの意向があるという。ジレット・スタジアムのオーナーであるロバート・クラフト氏も、マックルモアの発言に異議を唱えた人物の一人だ。

マックルモアの降板に抗議し、このツアーに参加予定だったアーロン・ロウ、フィニアス、ルーカス・グラハム、そしてシーランのバックバンドを務めるビオガなどのミュージシャンたちが、相次いで離脱を表明した。

マックルモアによれば、クラフト氏は他の会場のオーナーらと連帯し、シーランに対して「ツアーを続けるならこれらの会場を使わせない」と告げたという。

クラフト氏は米『ハリウッド・リポーター』の取材に対し、「マックルモアの最近の行動、ニュージャージー公演でのパフォーマンス、そして反ユダヤ的な言説やイメージなど、より幅広い経緯」に基づいて、マックルモアの降板が決定したと説明した。

一方で、クラフト氏は「罪のないパレスチナ人の苦しみを軽視したり、彼らのために声を上げる権利を否定したりするものではない」と説明。そのうえで、パレスチナ人への支持を表明することと、「ユダヤ人コミュニティを犠牲にしたり、国際的にテロ組織に指定されているハマスの責任を覆い隠したりしてはならない」と主張した。

シーランは19日(土)のフィラデルフィア公演で、一連の騒動について言及し、「僕は難しい決断を迫られ、間違いを犯した。本当に申し訳ない」と謝罪した。また、ガザで起きていることを「壊滅的で正当化できない」と表現したうえで、「会場側が上演内容を事前に承認するというやり方を憂慮している」と自身の考えを語った。

一方で、「(2023年)10月7日にイスラエルのノヴァ音楽祭で起きたこと(イスラム組織ハマスによる襲撃事件)は恐ろしい出来事であり、ユダヤ人たちが何世紀も抱えてきた苦しみを増幅させるものだった」と語る場面もあり、ネット上では「どちらの立場なのかはっきりしない」といった批判が寄せられている。

しかし、ファンの中には「彼は板挟みの状況だった」と、彼の難しい立場に理解を示す人も見られた。シーランの発言には賛否両論が寄せられており、今後の動向が注目されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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