『バービー』が放送映画批評家協会賞で最多ノミネート 『ゴジラ-1.0』ほか日本作品も候補入り
映画『バービー』が、「2024 クリティクス・チョイス・アワード」(放送映画批評家協会賞)で作品賞を含む最多18部門にノミネートされた。
次いで、『オッペンハイマー』と『哀れなるものたち』が13部門、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が12部門に候補入りした。3作品は、それぞれ作品賞にもノミネートされている。
作品賞にはその他、『アメリカン・フィクション(原題)』、『マエストロ: その音楽と愛と』、『Past Lives(原題)』、『Saltburn』、『カラーパープル』、『The Holdovers(原題)』の6作品が並んだ。
さらに『バービー』は、監督賞(グレタ・ガーウィグ)、脚本賞(ガーウィグ、ノア・バームバック)、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演男優賞(ライアン・ゴズリング)、助演女優賞(アメリカ・フェレーラ)に加え、“Dance the Night”、“I’m Just Ken”などの劇中歌もノミネート入りした。
先週には、同アワードのテレビ部門のノミネートが発表され、ドラマ『ザ・モーニングショー』が最多6部門で候補入りした。
「2024 クリティクス・チョイス・アワード」は来年1月14日、米The CWで生放送予定。
主なノミネーションは以下の通り
作品賞
『アメリカン・フィクション』
『バービー』
『カラーパープル』
『The Holdovers』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ: その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『Past Lives』
『哀れなるものたち』
『Saltburn』
主演男優賞
ブラッドリー・クーパー – 『マエストロ: その音楽と愛と』
レオナルド・ディカプリオ – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
コールマン・ドミンゴ – 『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』
ポール・ジアマッティ – 『The Holdovers』
キリアン・マーフィー – 『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト – 『アメリカン・フィクション』
主演女優賞
リリー・グラッドストーン – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・ヒュラー – 『Anatomy of a Fall』
グレタ・リー – 『Past Lives』
キャリー・マリガン –『マエストロ: その音楽と愛と』
マーゴット・ロビー – 『バービー』
エマ・ストーン – 『哀れなるものたち』
助演男優賞
スターリング・K・ブラウン – 『アメリカン・フィクション』
ロバート・デ・ニーロ – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr. –『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング – 『バービー』
チャールズ・メルトン – 『May December』
マーク・ラファロ – 『哀れなるものたち』
助演女優賞
エミリー・ブラント – 『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス – 『カラーパープル』
アメリカ・フェレーラ – 『バービー』
ジョディ・フォスター – 『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ジュリアン・ムーア – 『May December』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ – 『The Holdovers』
若手俳優賞
アビー・ライダー・フォートソン – 『Are You There God? It’s Me, Margaret.』
アリアナ・グリーンブラット – 『バービー』
ケイラ・レーン –『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
ミロ・マシャド・グラネール – 『Anatomy of a Fall』
ドミニク・セッサ – 『The Holdovers』
マデリン・ユナ・ヴォイルズ – 『ザ・クリエイター/創造者』
監督賞
ブラッドリー・クーパー – 『マエストロ: その音楽と愛と』
グレタ・ガーウィグ – 『バービー』
ヨルゴス・ランティモス – 『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン – 『オッペンハイマー』
アレクサンダー・ペイン – 『The Holdovers』
マーティン・スコセッシ – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
脚本賞
サミー・バーチ – 『May December』
アレックス・コンヴェリー – 『AIR/エア』
ブラッドリー・クーパー&ジョシュ・シンガー –『マエストロ: その音楽と愛と』
グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック – 『バービー』
デヴィッド・ヘミングソン – 『The Holdovers』
セリーヌ・ソン – 『Past Lives』
脚色賞
ケリー・フレモン・クレイグ – 『Are You There God? It’s Me, Margaret.』
アンドリュー・ヘイ – 『異人たち』
コード・ジェファーソン – 『アメリカン・フィクション』
トニー・マクナマラ – 『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン – 『オッペンハイマー』
エリック・ロス&マーティン・スコセッシ – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
撮影賞
マシュー・リバティーク – 『マエストロ: その音楽と愛と』
ロドリゴ・プリエト – 『バービー』
ロドリゴ・プリエト – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロビー・ライアン – 『哀れなるものたち』
リヌス・サンドグレン – 『Saltburn』
ホイテ・ヴァン・ホイテマ – 『オッペンハイマー』
美術賞
スージー・デイヴィーズ、シャーロット・ディエリックス – 『Saltburn』
ルース・デ・ヨンク、クレア・カウフマン – 『オッペンハイマー』
ジャック・フィスク、アダム・ウィリス – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー – 『バービー』
ジェームズ・プライス、ショーナ・ヒース、ミハレク・シュザ – 『哀れなるものたち』
アダム・ストックハウゼン、クリス・モラン – 『アステロイド・シティ』
編集賞
ウィリアム・ゴールデンバーグ – 『AIR/エア』
ニック・フーイ – 『バービー』
ジェニファー・レイム – 『オッペンハイマー』
ヨルゴス・モヴロプサリディス – 『哀れなるものたち』
セルマ・スクーンメイカー – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ミシェル・テソロ – 『マエストロ: その音楽と愛と』
衣装デザイン賞
ジャクリーヌ・デュラン – 『バービー』
リンディ・ヘミング –『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
フランシン・ジェイミソン=タンチャック – 『カラーパープル』
ホリー・ワディントン – 『哀れなるものたち』
ジャクリーン・ウェスト – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ジャンティ・イェーツ、デヴィッド・クロスマン – 『ナポレオン』
ヘア&メイクアップ賞
『バービー』
『カラーパープル』
『マエストロ: その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『プリシラ』
視覚効果賞
『ザ・クリエイター/創造者』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』
アニメ映画賞
『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『ニモーナ』
『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ミュータント・タートルズ: ミュータント・パニック!』
『ウィッシュ』
外国語映画賞
『Anatomy of a Fall』
『ゴジラ-1.0』
『PERFECT DAYS』
『雪山の絆』
『ポトフ 美食家と料理人』
『The Zone of Interest』
歌曲賞
“Dance the Night” – 『バービー』
“I’m Just Ken” – 『バービー』
“Peaches” – 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
“Road to Freedom” – 『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』
“This Wish” – 『ウィッシュ』
“What Was I Made For” – 『バービー』
作曲賞
ジャースキン・フェンドリックス – 『哀れなるものたち』
マイケル・ジアッキーノ – 『雪山の絆』
ルドウィグ・ゴランソン – 『オッペンハイマー』
ダニエル・ペンバートン – 『スパイダーマン: アクロス・ザ・スパイダーバース』
ロビー・ロバートソン – 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
マーク・ロンソン、アンドリュー・ワイアット – 『バービー』
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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。