TikTokが新作映画の劇場鑑賞を促進…調査結果が明らかに

TikTokロゴ 写真: Mario Tama/Getty Images
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TikTokの最近の調査結果で、同アプリがユーザーの劇場での映画鑑賞に影響を与えていることが判明した。

統計によると、ユーザーはTikTokを利用していない人よりも、月に一回劇場へ足を運ぶ確率が44%以上高いという。さらに、33%の参加者がTikTokがきっかけで映画館で新作を鑑賞したと回答し、47%の人々が同アプリを通して新作の情報を得たと明らかにした。

また、TikTokで新作映画を見つけたのち、実際にチケットの購入に至った人々は36%だった。米国で1億7000万人のユーザーを抱えるTikTokにおいて、映画・テレビは全体で4番目に視聴されているカテゴリーとなっている。

最近の例では、ユニバーサルが新作『ツイスターズ』の宣伝用に、新たなTikTokチャンネルを開設。現時点でフォロワー数は27万人、「いいね」は820万を超えている。チャンネルには、出演者のグレン・パウエルアンソニー・ラモスが流行りのダンスを披露する動画や、舞台裏映像などが定期的に投稿され、同作は北米で初週興収8050万ドルを記録した。

ユニバーサル・ピクチャーズのデジタルマーケティングVP、ケイティー・ホーキンス氏は、「キャスト陣や、この映画が持つノスタルジックな雰囲気などを考えると、チャンネルを立ち上げ、よりオーガニックな長期戦略に投資するユニークな機会だと捉えました」と述べた。

「ファンはそれが本物で、自分たちが共感できるものだと判断すると、考えが変化します。そして、彼らを劇場鑑賞へと導くことができるのです」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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