グラミー賞、記者が大物歌手への無礼なインタビューを謝罪
2025年開催のグラミー賞で、大物歌手のベイビーフェイスが授賞式前のインタビュー中に記者から無礼な態度を受けたことがSNS上で大きな話題となった。
ベイビーフェイスは授賞式前、AP通信の記者2人からインタビューを受けていた。SNS上で拡散された映像では、片方の記者が質問に答えるベイビーフェイスの話を遮り、背後を歩いていた歌手のチャペル・ローンを呼び止めようとする様子が映っている。するとベイビーフェイスは、インタビューを途中で打ち切ってその場を去った。
この短いインタビューは大きな批判を呼び、ディオンヌ・ワーウィックやクロエ・カーダシアンらが、記者たちの無礼な態度を非難した。
13x Grammy Award winning Kenneth “Babyface” Edmonds? Am I seeing this correctly? https://t.co/GhFJwi6rXF
— Dionne Warwick (@dionnewarwick) February 3, 2025
カーダシアンは自身のSNSで、「大物か無名か、古参か新人かに関係なく、人をこんなふうに扱うべきではない。少なくとも私の考えでは。もっと適切な対応の仕方があったはずで、今回のやり方は間違っていたと思う」と述べた。
記者はその後、レッドカーペットのライブ配信の終盤で謝罪し、「先ほどベイビーフェイスの話を遮ってしまい、本当に申し訳なく思っています。チャペル・ローンが現れ、カーペット上で混乱が起きていました。私たちは皆、ベイビーフェイスの大ファンです。だからこそ、心から謝罪します」と伝えた。
AP通信も翌朝、声明で「グラミー賞のレッドカーペットのYouTubeライブ配信において、ベイビーフェイスのインタビューを途中で打ち切ってしまったことを深くお詫び申し上げます。彼の代理人を通じて謝罪を伝えたほか、ライブ配信の視聴者の皆様にも謝罪します」と発表した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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