広瀬アリス、8年ぶり主演映画『沖晴くんの涙を殺して』に意気込み「一日一日を大切に生きようと思えるはず」
広瀬アリスが主演する映画『沖晴くんの涙を殺して』の完成披露試写会が9月8日(火)、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。舞台挨拶には、広瀬、木戸大聖、満島真之介、戸田菜穂、根岸季衣、矢崎仁司監督が登壇した。
『沖晴くんの涙を殺して』広瀬アリス&木戸大聖が同世代トーク「高校生役はもうきつい……」
広瀬にとって『巫女っちゃけん。』(2018年)以来、8年ぶりの映画主演作となる本作は、額賀澪の同名小説を原作としている。広瀬は、がんで余命1年を宣告され、故郷の瀬戸内海の島に戻ってきた音楽教師・京香を演じる。
広瀬は「観終わった後に、一日一日を大切に生きよう、弱い自分に優しくしてあげようと思ってもらえるはず。決して悲しい話ではなく、前向きな物語です」と笑顔で呼びかけた。

木戸は、死神と取引をして「喜び」以外の感情を奪われた地元の高校生・沖晴を演じる。京香と沖晴が出会ったことで、それぞれがあらゆる感情を徐々に噴出させていく。
木戸は、「ネガティブな感情がなくて、喜びだけだったら、一見幸せに見えるかもしれないけれど、『人間の五感は必要不可欠』ということが本作のメッセージ。ぜひそこに注目して」とアピールした。

2人の役柄は教師と生徒という関係性だが、実年齢は広瀬が木戸の2歳年上とほぼ同世代。広瀬は「小さい頃に観ていたアニメや曲が同じで。ちょっと見ない間に髪も長くなって、大人になったなと思う」と“お姉さんぶり”を発揮した。
一方、現在29歳の木戸は、「合唱のシーンで、エキストラとして出ていただいたリアルな高校生と並んだら、広瀬さんに呼ばれて『あんた、ちょっともう(高校生役は)きついよ』と言われた。実際の自分は、生徒を引率していた先生と同い年でした(笑)」と自虐を披露し、会場の笑いを誘った。
矢崎監督の“広瀬アリス愛”爆発!「このメンバーでもう1回撮りたい」
質問コーナーでは、本作のテーマの一つである「余命」にちなみ、「一生のうちにやっておきたいこと」というお題が出された。すると、広瀬と満島が「世界一周」という回答で一致した。
木戸が「スカイダイビング」と答えると、満島が「黄色い車でドライブするやつ(日本テレビ『メシドラ 〜兼近&真之介のグルメドライブ〜』)でやろうか?」と、冠番組のゲストに勧誘する一幕も。満島は「可能です。叶えてあげます」と自信たっぷりに断言した。

さらに、矢崎監督は「大好きな広瀬アリスの代表作を作りたいと思っていたので、夢は叶った。しいて言えば、このメンバーでもう1回映画を撮りたい」と語った。そして、「すばらしい原作があり、すばらしい俳優、スタッフたちと映画を作りました。ちょっと元気がないなという時、(登場人物たちに)会いに来てほしい」と本作をアピールした。
映画『沖晴くんの涙を殺して』は、9月18日(金)に広島県で先行公開され、10月2日(金)に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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