アマンダ・サイフリッドが魂の歌唱!新作『アン・リー/はじまりの物語』壮絶な役作りの舞台裏に迫る特別映像解禁
アカデミー賞受賞チームが手がける歴史ミュージカルドラマ映画『アン・リー/はじまりの物語』が、6月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。このたび、主演のアマンダ・サイフリッドが自身の役作りを語る特別映像が解禁された。
▼ゴールデングローブ賞ノミネート!アマンダ・サイフリッドが魂の歌唱で挑む難役

新作『アン・リー/はじまりの物語』が描くのは、18世紀のイギリス・マンチェスターに生きた実在の女性、アン・リーだ。性別や人種の平等を説き、自らをキリストの女性的化身と信じてわずか8人の信徒とともにアメリカに渡り、ユートピア共同体の建設を目指した。体を震わせながら歌で神に祈りを捧げるその信仰スタイルから、彼らは“シェーカー”と呼ばれた。シェーカーの生み出した簡素で機能的なライフスタイルは、現代でも世界中に愛されるシェーカーボックスや家具に受け継がれている。
アマンダ・サイフリッドといえば、メリル・ストリープと共演した『マンマ・ミーア!』(2008)でのミュージカル経験が広く知られるが、本作はその印象とは大きく異なる。シェーカー教徒にとって歌と身体の動きは神への祈りそのものであり、エンターテインメントとしてのミュージカルとは根本的に異なる文脈の中に置かれている。
▼「何度も不安に負けそうになった」1年以上の準備期間

アン・リー役について、モナ・ファストヴォールド監督は「恐ろしいほど難しい役」と語り、「この役に全身全霊を捧げられる人が必要だった」とアマンダ・サイフリッドを起用した理由を明かしている。
【動画】『アン・リー/はじまりの物語』特別映像
サイフリッド自身は役作りに1年以上の時間をかけた。18世紀の話し方や独特の訛りを習得し、ミュージカルシーンに向けたダンスの特訓も積み重ねた。とはいえ、準備の過程は決して順調ではなかったという。「私には未知の領域だった。現代的な人間だから背景を想像できないし、時代劇の経験もない。何度も不安に負けそうになった」と、特別映像の中で率直に振り返っている。

一方で、資料や文献が少ないことをむしろ創造の余白として捉えていた側面もある。「アンに関する文献は少なくて、想像を膨らませる余白があった」「困難だったからこそ、心が開いた」とも語っており、制約の多い役柄に自分なりの解釈を重ねていったことが伝わってくる。
共演のウィリアム・リーは「アンの魂がアマンダに乗り移っているようで、観ていて感動した」とコメント。特別映像に挿入された本編映像でも、静かな迫力をたたえた歌声と圧倒的な存在感が、スクリーンから直接伝わってくる。
▼歌と踊りで神に祈る、旧来のミュージカルとは一線を画す表現

メガホンをとったのは、『ブルータリスト』(2024)で脚本を担当したモナ・ファストヴォールド監督。パートナーのブラディ・コーベットとともに脚本・製作も兼ね、アカデミー賞を受賞した作曲家ダニエル・ブルームバーグの音楽と、100%フィルム撮影による重厚な映像で、アン・リーの波乱の生涯をスクリーンに刻んだ。本作はヴェネツィア国際映画祭で15分にわたるスタンディングオベーションを受け、世界的な注目を集めた。
映画『アン・リー/はじまりの物語』は、6月5日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
<映画『アン・リー/はじまりの物語』作品情報>
■原題:The Testament of Ann Lee
■監督/脚本/製作:モナ・ファストヴォールド『ブルータリスト』 ■脚本/製作:ブラディ・コーベット『ブルータリスト』
■音楽:ダニエル・ブルームバーグ『ブルータリスト』
■出演:アマンダ・セイフライド、ルイス・プルマン、トーマシン・マッケンジーほか
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ■公式サイト:https://www.searchlightpictures.jp/movies/annlee
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記事/和田 萌

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