C・イーストウッド主演の名作『荒野の用心棒』リメイク決定

クリント・イーストウッド主演のセルジオ・レオーネ監督作『荒野の用心棒』（1964）が、リメイクされることが分かった。

リメイク版は、ジャンニ・ヌンナリとサイモン・ホースマン率いるユーロ・ギャング・エンターテインメント、イタリアの製作パートナーであるエンツォ・システィとFPC S.r.l.、そしてオリジナル映画の製作会社・ジョリー・フィルムによって製作される。

マカロニ・ウェスタンの名作『荒野の用心棒』は、1961年の黒澤明監督の映画『用心棒』のリメイク作品。流れ者のガンマンが、貪欲、プライド、復讐によって引き裂かれた町の2大勢力を敵対させるというストーリーで、イーストウッドを一躍スターにした。

『荒野の用心棒』は、『夕陽のガンマン』2作品とあわせて、イーストウッド主演の“名無し3部作”に数えられている。

リメイク版の製作者の1人、システィは声明で、「ジャンニ、サイモンとこの名作のリメイクでタッグを組めることを嬉しく思います。『荒野の用心棒』は、新しいサブジャンルを生み出し、500本以上のヨーロッパ西部劇を生み出すきっかけとなりました」と語った。  

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳／和田 萌

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