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レオナルド・ディカプリオとジェフ・ベゾス、約314億円で絶滅危惧種100種の回復を支援

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レオナルド・ディカプリオとジェフ・ベゾス、約314億円で絶滅危惧種100種の回復を支援
レオナルド・ディカプリオ 写真:Stuart C. Wilson/Getty Images
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俳優のレオナルド・ディカプリオと、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスが、絶滅の危機に瀕する生物の保護・回復を目的とした新たな環境保全プロジェクトを始動した。総額2億ドル(約314億円)を投じ、世界30カ国で、約100種の保全・回復を支援する。

レオナルド・ディカプリオとベゾス、絶滅危惧種の回復に約314億円

「フェニックス・スピーシーズ・プロジェクト(Phoenix Species Project)」は、絶滅の危機にある生物の回復に特化した、史上最大級の慈善活動の一つとされる。

総額2億ドルのうち、1億ドルはベゾス・アース・ファンド(Bezos Earth Fund)が拠出。残る1億ドルは、ディカプリオと生物学者ウェス・セクレスト博士が共同設立した環境保全団体「Re:wild(リワイルド)」を中心に、ディカプリオ本人の支援のほか、エイジ・オブ・ユニオン(Age of Union)やトッド・グレイブス・ファミリー財団(Todd Graves Family Foundation)などの協力によって拠出される。

プロジェクトでは、絶滅の危機が差し迫っている約100種を対象に、先住民族や地域コミュニティ、科学者、自然保護活動家と連携。短期的な助成にとどまらず、複数年にわたる継続的な資金支援を行う。

また、生物の個体数の回復状況や、生息環境を脅かす要因の改善についても継続的に追跡し、公式ウェブサイトやSNSを通じて活動の進捗を公表する予定だ。

世界30カ国、約100種の回復を支援

支援対象となる生物は、哺乳類、両生類、爬虫類、鳥類、魚類、無脊椎動物、植物など多岐にわたる。

マダガスカルに生息するキンイロジェントルキツネザルや、サメに似た姿を持つノコギリエイの仲間、南アフリカ西部で観賞用植物として違法採取されている小型の多肉植物、米ノースカロライナ州の渓谷に生息するヒッコリーナッツ・ゴージ・グリーンサンショウウオなどが含まれる。

このほか、オーストラリアの乾燥地帯に生息するヨタカの一種「ナイトパロット」や、チャルコ・アズール・パプフィッシュなども保全対象となる。

プロジェクトは、国際自然保護連合(IUCN)の種の保存委員会(Species Survival Commission)と連携し、世界各地の100を超える地域・国際団体と協力。それぞれの生息環境や種の特性に応じた保全活動を進める。

ディカプリオ「自然保護の取り組みを大きく変える可能性がある」

長年にわたり環境問題に取り組んできたディカプリオは、声明で次のように述べた。

「何十年にもわたり、科学者、先住民族、地域コミュニティ、自然保護のリーダーたちは、自然を守る最前線で活動してきました。研究によって明らかになっているのは、絶滅の危機に瀕する生物の多くが、世界で最も重要な生態系を支える役割を担っているということです」

さらに、「こうした生物を守ることは、それらが生息する森林や湿地、草原、海洋を守ることにもつながります」と説明。「フェニックス・スピーシーズ・プロジェクトは、自然保護への取り組みや気候危機への対応を、世界規模で大きく変える可能性があります」と期待を示した。

ディカプリオは2016年、映画『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した際にも、気候変動と環境問題について訴えていた。

構想から数年、環境保全プロジェクトが始動

今回のプロジェクトは、数年にわたる準備を経て発足した。

Re:wildによると、2021年春、ディカプリオは共同創設者のセクレスト博士とともに、ベゾスと当時交際中だったローレン・サンチェス・ベゾスを訪問。絶滅危惧種や生息地を守るための長期的な構想について意見を交わしたという。

この対話をきっかけに、Re:wildとベゾス・アース・ファンド、さらに9つの環境保全団体は「Protecting Our Planet Challenge」を立ち上げた。その後、ディカプリオは絶滅危惧種の保護をより効果的に進める方法を模索し、今回の「フェニックス・スピーシーズ・プロジェクト」の設立へとつながった。

ベゾス・アース・ファンドの副会長を務めるローレン・サンチェス・ベゾスは、「子どもたちは、動物が姿を消しつつあると知る前に、まず動物を好きになります」とコメント。

「私たちは、100種を対象に、30カ国で生物の回復を目指します。減少を管理するのではなく、個体群を回復させる。それが決定的な違いです」と述べ、長期的な支援の重要性を強調した。

また、トッド・グレイブス・ファミリー財団の創設者トッド・グレイブスは、ディカプリオがRe:wildを通じて進めてきた環境保全活動に共感し、支援を決めたと説明。「最良の投資とは、次の世代に違いをもたらすものです」と語っている。

※本記事の日本円表記は、2026年8月5日時点の為替レートを基に換算しています。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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