ジャスティン・H・ミンの韓国映画初出演作、日本配給決定!ホン・サンス監督のロカルノ3冠作も
韓国・ソウルを拠点とする映画セールス会社Finecutが、ジャスティン・H・ミン出演の『Journey There(原題:흐르는 여정/邦題未定)』と、ホン・サンス監督の『Nowhere to Lay My Eyes(原題:눈 둘 데가 없네/邦題未定)』について、新たな海外配給契約を締結した。今回の契約は、東京国際映画祭に併催されたコンテンツマーケット「TIFFCOM」の最終日に発表された。
ジャスティン・H・ミンの韓国映画初出演作『Journey There』、日本などで配給契約
キム・ジンユ監督の『Journey There』は、日本のKDDI、イスラエルのLev Cinema、モンゴルのIzagur Media、台湾のAndrews Filmがそれぞれ配給権を取得した。また、Kairos Distributionは機内上映権を獲得した。
本作は、夫を亡くした中年女性が、自らの新たな旅立ちに向けて準備を始める物語。引っ越し先のアパートで、思いがけない人々とのつながりを見つけていく姿を描く。
Netflixシリーズ「BEEF/ビーフ」や「アンブレラ・アカデミー」、コゴナダ監督の映画『アフター・ヤン』などで知られるジャスティン・H・ミンにとって、本作は韓国製作映画への初出演作となる。
キム監督にとっては、2018年の『私はボリ』に続く長編第2作で、自身の制作会社Padoが製作を手がけた。韓国では2026年10月28日に公開された。また、モスクワでの映画祭上映やニューヨーク・アジアン映画祭への出品を経て、パリ韓国映画祭、ロンドン韓国映画祭にも招待されている。
ホン・サンス監督『Nowhere to Lay My Eyes』、日本を含む4カ国で配給決定
一方、ホン・サンス監督の『Nowhere to Lay My Eyes』は、アルゼンチンのKligger、フランスのCarlotta Films、日本のMimosa Films、ポルトガルのThe Stone and the Plotがそれぞれ配給権を取得した。
これまでにオーストリアのFilmgarten、中国のHugoeast、北米のThe Cinema Guild、スペインのAtalante、台湾のCola Films、英国のInstitute of Contemporary Artsが配給権を取得しており、今回の契約によって海外展開がさらに広がった。
ホン監督にとって35作目となる本作は、第79回ロカルノ国際映画祭で3つの賞を受賞した。監督賞とエキュメニカル審査員賞に加え、主演のキム・ミニが最優秀演技賞を獲得した。
物語の中心となるのは、10年ぶりに母親に会うため、兄とともに済州島を訪れる女性の姿だ。製作はJeonwonsa Film Co.が担当した。ホン監督作品の常連であるキム・ミニとクォン・ヘヒョが出演するほか、テレビシリーズ「天女ドリアン ~時を超える愛~」などで知られるチェ・ミョンギルが初めてホン監督作品に参加する。
Finecut、次回のアメリカン・フィルム・マーケットにも参加
Finecutは、次の商談の場となるアメリカン・フィルム・マーケット(AFM)にも参加する。
同社の出品作品には、アニメーション映画『Long Long Night(邦題未定)』が含まれる。同作は英語吹替版が初めてマーケット上映される予定だ。そのほか、カンヌ国際映画祭の監督週間に選出されたチョン・ジュリ監督の『Dora』(邦題未定)』や、K-POPグループTHE BOYZのキム・ヨンフンが主演するファンタジー時代ロマンス『Wi-Fi Love in the Palace(邦題未定)』もラインナップに含まれる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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