マドンナ伝記映画が頓挫した理由とは?ジュリア・ガーナー主演計画とNetflix版の行方
マドンナが、自ら監督を務める予定だった伝記映画が実現に至らなかった理由について語った。主演にはジュリア・ガーナーが起用される予定だったが、製作スタジオとの予算をめぐる対立により計画は頓挫した。その後、Netflixでドラマシリーズ化が検討されたものの、こちらも難航したという。
マドンナ伝記映画、ユニバーサルとの予算問題で頓挫
米『インタビュー』誌のインタビューでマドンナは、自身の半生を描く映画企画について振り返った。
この作品は、マドンナ自身が監督を務める予定で、主演には『オザークへようこそ』や『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で知られるジュリア・ガーナーがキャスティングされていた。
マドンナは「私は自分の人生を描く映画を作るはずだった」と語り、脚本執筆に2年、さらにユニバーサルで予算やキャスティングの調整に2年を費やしたことを明かした。
しかし最終的には、製作費をめぐる意見の相違が決定的となった。
「私の人生は本当に特別で壮大なものだった。だから大きな予算が必要だった」と説明。インディーズ映画規模の予算では自身のキャリアや人生を十分に描けないと考えていたという。
セルビアでの撮影案も浮上
マドンナによれば、制作費を抑えるためセルビアで撮影する案も検討されたが、スタジオ側の理解を得られなかった。
「もっと低予算で作る方法は見つけていた。でも彼らはその案に乗り気ではなかった」と振り返る。
さらにスタジオ関係者からは、「あなたがセルビアに4日以上滞在するとは思えない」と言われたこともあったという。
これに対しマドンナは、「脚本を読んだの? 私の人生は常にサバイバルだった。休暇で行くわけではない」と反論したと明かしている。
Netflixでのシリーズ化も実現せず
ユニバーサルとの企画が消滅した後、Netflixからドラマシリーズ化の打診があったという。
しかし、そこで新たな障壁となったのが脚本の権利問題だった。
マドンナは、「ユニバーサルで作った脚本を使うには、私自身が書いたものであるにもかかわらず、高額な金額で買い戻さなければならなかった」と説明。これがプロジェクトを複雑化させた要因の一つだったと語った。
さらにシリーズ制作では、脚本家やショーランナー探しに長い時間を費やしたものの、理想的なパートナーを見つけることができなかったという。
2025年5月には、映画『デッドプール&ウルヴァリン』のプロデューサーとしても知られるショーン・レヴィが、マドンナとともにリミテッドシリーズ版の開発を進めていると報じられていた。
長年進められてきた企画
マドンナの伝記映画は2020年に正式発表された企画だった。
脚本には『JUNO/ジュノ』のディアブロ・コディや、『1917 命をかけた伝令』のクレシダ・ウィルソンが参加。しかし、複数回の改稿を経ても脚本は常に180ページを超える長さとなり、映画として成立させるには尺が長すぎるのではないかとの懸念も指摘されていた。
一方、主演予定だったジュリア・ガーナーは昨年、ポッドキャスト番組『SmartLess』で「この企画はまだ実現すると思っている」と発言。マドンナの大ファンであることも明かしており、プロジェクト復活への期待は今なお残されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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