『ドクター・フー』俳優ノエル・クラークをルビー・ローズが告発──『SAS』撮影現場での行為を主張、6件で起訴
『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で知られるルビー・ローズが、英俳優ノエル・クラークについて、映画『SAS:反逆のブラック・スワン(原題:SAS: Rise of the Black Swan)』の撮影現場で女性に「手を出した」と主張した。クラークは同日、英国で性的暴行や盗撮、露出に関する6件の罪で起訴されている。
ルビー・ローズ、ノエル・クラークを撮影現場で告発
ローズは9月9日(現地時間)、Threadsへの投稿で、クラークが『SAS:反逆のブラック・スワン』の撮影現場で働いていた女性に「何年も前に手を出した」と主張。自身がその件を報告したものの、「誰も気に留めなかった」「関わらないよう言われた」と明かした。
さらに、複数の女性が声を上げたことで「ついに正義がもたらされた」と綴っている。
ローズは同作でグレイス・ルイス役を演じ、クラークはビセット少佐役で出演。アンディ・サーキス、トム・ホッパー、ハナ・ジョン=カーメン、サム・ヒューアンらが共演した2021年公開のスパイ・アクション映画だ。
なお、ローズは投稿の中で、クラークに関する具体的な行為については詳しく説明していない。
ノエル・クラーク、性的暴行など6件で起訴
クラークをめぐっては、ロンドン警視庁による捜査を経て、9月9日に英国検察庁(CPS)が起訴を発表した。対象となっているのは、2007年から2016年にかけて5人の女性から寄せられた申し立てで、性的暴行2件、盗撮3件、露出1件の計6件。
CPSによると、今回の起訴は、裁判に持ち込むのに十分な証拠があり、訴追することが公共の利益にかなうと判断されたことによる。一方で、クラークには公正な裁判を受ける権利があり、刑事手続きが進行中であることから、事件を不当に左右する可能性のある報道やオンライン上でのコメント、情報共有を控えるよう注意を呼びかけている。
クラークは10月21日、ロンドンのウェストミンスター治安判事裁判所に出廷する予定だ。
『ドクター・フー』出演で知られるノエル・クラーク
クラークは英ドラマ『ドクター・フー』でミッキー・スミス役を演じたほか、2006年の映画『キダルトフッド(原題:Kidulthood)』では脚本・主演を務めたことで知られる。
今回の起訴に先立ち、2021年には英紙『ガーディアン』が、20人以上の女性によるクラークへの性的嫌がらせや不適切な行為、いじめなどの告発を報じていた。クラークは当時、疑惑を否定している。
また、クラークは2025年8月、「ガーディアン」の報道をめぐる名誉毀損訴訟で敗訴している。今回の刑事事件については、今後、裁判手続きが進められることになる。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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